2014-12-31

カキ・アワビ・サザエ届く 『仁義だらけの戦い』で年越し

 
数日前まで瀬戸内海で養殖されていたカキがやってきた。

 「カキは買って食べるものではなく、貰って食べるもの」。
 「お裾分け」という『仁義だらけの戦い』が年末に繰り広げられる。

 家はで収穫した農作物と物々交換。この間に金銭の授受は成立しない。
 カキは数件で分配。これも違う場所でお裾分け文化が成立するかもしれない。

 続いてアワビ・サザエのお裾分けも。

 あっしも、仁義だらけの戦いに参戦しているので、これまでに気仙沼から実弾を発射している。

 今夜は、巡りめぐった瀬戸内海の幸が食卓を飾る。
 古き良きお裾分けに舌鼓を打ちながら年越し。 久しぶりに、広島の酒でも飲もうかなぁ・・・。

 1年間、拙筆をご覧いただきありがとうございました。
 皆様にとって、今年以上に来年がいい年でありますように・・・。
 良いお年をお迎えください<(_ _)>


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2014-12-30

瀬戸内の贈り物 スズキ・チヌに舌鼓

 先ほどまで瀬戸内海で泳いでいた魚がやってきた。

 チョイト大きいスズキとチヌ(クロダイ)。

 広島県ではチヌの稚魚を放流していたが、個体数の増加やカキ養殖の被害が見られるため2009年から中止されている。

 これらに加え、ハゲやメバル、アジ、サバなど、カキいかだの中につるしているカキの中に多く潜んでいる。

 スズキは上品な淡白な味。チヌは、かめばかむほど奥深い味。どちらも白身魚で幼少から食べなれている魚。

 どちらとも、刺身として食卓に並んだ。

 今夜は瀬戸内の贈り物が酒の肴。日ごろは外洋の魚しか味わっていないため、久しぶりに瀬戸内の魚に舌鼓を打ちながら、郷里の味を楽んでいる。


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2014-12-29

鏡のような瀬戸内海 第38すみせ丸の解体を見る

 今日の広島は小春日和。穏やかな一日。瀬戸内海も鏡のようだった。

 体調も良くなったので海にブラリ。人間社会の役割を終えた船が解体される現場を見ている。

 解体業者は、東日本大震災の津波で岩手県釜石港の岸壁に乗り上げた全長100メートルを超す大型貨物船アジアシンフォニー(4724トン)を当地まで運び解体を手がた実績もある。

 今日も、解体が終わろうとしている船があった。

 白く塗りつぶされた船名から、かすかに北九州船籍の第三十八すみせ丸だと分かった。

 本年3月26日午後8時すぎ、兵庫県姫路市の家島から北西約3キロの瀬戸内海で、ケミカルタンカー「海晴丸」(748トン)とセメントタンカー「第38すみせ丸」(699トン)が衝突。双方の乗員11人全員は救助されたが、第38すみせ丸は家島の北北西約5キロの水深約10メートルに沈没。6月2日に引き上げられこの地に運ばれてきた。

 近くには造船所も。ここに足を運ぶたび、役目を終えた船が、新しく生まれ変わってくる社会の営みを感じている。


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2014-12-28

被災地170キロの旅 BRTで工事現場も間近で

 1年のニュースや出来事と、昭和・平成の重大ニュースとのつながりを検証する番組が午前10時から午後6時まで放送されていた。

 番組では東日本大震災で被災した300キロを列車とバスで縦断。大船渡市以北が主な紹介だったが、12月23日に仙台駅から大船渡市にある盛駅までの170キロを自分の目で見ていた。

 被災地でない路線は、朝日が列車の影を映す日常の光景だが、BRTに乗り換えると様相は一変。震災の傷跡が今でも残っている。

 一般の道路も走るため工事現場も間近で見られた。

 震災以降、JR大船渡線は気仙沼-盛間が寸断され、1路線2系統になっている。5.8キロ区間の接続が悪いと待ち時間が1時間ということも。

 終点の盛駅に到着。仙台を出発して5回乗り継ぎ6時間の旅。盛駅から引き返すことを考えずにいたので、1日がかりの旅となった。
今回、終着駅までいたのはあっし一人だったような・・・(笑)


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2014-12-27

年に一度の再開 インフルエンザで果たせず


 今日は年に一度、気心の知れたメンバーと再開の日。
 意気揚々としていたが、今朝から体中暑く、体温計を測ると38度の熱。
 かかりつけの病院に。
 「東北はええじゃろ~」と話しながら、インフルエンザの検査をした結果、見事A型の陽性反応。

 予防接種は受けていたが、一時は39度まで上昇。桃色吐息、青色吐息状況に。

 家も部屋に隔離され、ベッドの生活。

 やりたいことか山ほどあったのに、悲しい一日となった。

 東北だったら介護してくれる人もいなかったので、ポジティブに考えるようにした。

 窓の外は何事もなかったようにうららかな昼下がり。

 入院したことはないが、空の青さがまぶしく感じた。

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2014-12-26

心の友人とグラス傾ける ニッカ仙台工場創業の酒に驚き

帰省のために12月26日午前9時の列車に乗りこんだ。揺られること8時間広島に到着した。
心の友人に連絡、いつもの店で一献傾けることに。
注文は余市15年に。
マスターが「珍しい酒」とボトル1本を置いた。


「仙台30年 Blend and Bottles in 1999」とある。

ニッカウヰスキー仙台工場宮城峡蒸溜所の創業は昭和44(1969)年。そのとき仕込まれ、30年のときが経ちボトルとなったもの。


 酒の話に驚きながら、心の友人とグラス傾けた。


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2014-12-25

みちのくマンガスタンプラリー踏破 矢口孝雄カレンダーも購入

「みちのくを踏破せよ!!」をキーワードに、7月26日から12月21日までスタンプラリーを開催。震災の影響で休止していたが、本年から復活した。

 施設は、秋田県横手市「増田まんが美術館」、岩手県遠野市「遠野まちなかギャラリー」、宮城県登米市「石ノ森章太郎ふるさと記念館」、宮城県石巻市「石ノ森萬画館」の4施設。2施設目から記念品がもらえ、すべて踏破すると抽選で10人に限定プレゼントがもらえる。

 最初は軽い気持ちで近場を見ていたが、次第に遊び心に火が付きついに雪深い秋田県横手市まで踏破した。

 横手市は漫画家矢口孝雄の出身地。アトリエやほかの漫画家たちが描いた原画も展示してあった。

 ショップでは矢口孝雄直筆のサインが入った商品がズラリ。迷わずカレンダーを購入した。

 カレンダーよりも、サイン入りのエンベロープのほうが価値があるような・・・(笑)

 踏破したのでプレゼントに応募した。施設関係者に聞くと、この施設での応募者は少ないという。

 1番目に入館した記念品も送られてくる。素敵なお年玉になりますように・・・ムニャムニャムニャ



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2014-12-24

ひっそりした仮設住宅 4回目のイブを迎える

 今日はクリスマスイブ。気仙沼市内では、路面が凍結してツルンツルン。
ホワイトよりアイスクリスマスのイブを迎えた。

 市内でも、イルミネーションがともっている場所もあるが、仮設住宅の人たちは普段どおりの夜だった。

 移転話も出始めているが、移転希望の人、この場所にとどまる人と、心境の変化が表れているという。

 ひっそりした仮設住宅 4回目のイブを迎えた。


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2014-12-23

雪の降るニッカ仙台工場 竹鶴威さん亡くなり半旗

 宮城県仙台市にあるニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所に22日、訪れた。

 ここは、NHK連続テレビ小説「マッサン」が2番目に手掛けた場所。仙台市青葉区だが、そこから列車で30分。もうすぐ、山形県との県境にある。

 雪の降る中、工場を見学した。

 敷地は18万平方メートル。東京ドーム4個分以上に相当する。

 プーンとウイスキーの香りが漂う構内。しばし、ウイスキーの製造工程を見ながら身も心もほろ酔い気分に・・・。

 施設から出てくると、国旗と社旗がひっそりと半旗になっていた。

 誰も気づかない光景。こっそりと案内人に聞くと、竹鶴威さんが17日に亡くなり、半旗にしているという。記者発表されていないので、あえて説明しなかったという。

 昨夜のニュースから解禁になった。

 竹鶴威さんは、これから連続テレビ小説に登場する人物。故人をしのんで拝見したい。


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