2014-09-30

気仙沼に来て半年 誓い新たに舌鼓


 気仙沼に来て半年が経過した。当初は右も左も分からぬ土地に言葉や文化に戸惑いもあったが、今は逆境を逆手に楽しんでいる。

ということで、けじめの日にボッチ酒。

 脂ののったサンマに舌鼓。

 カウンターを見ると、宮島の鳥居がラベルとなった郷土のビールが。

「こんなビールがあったんじゃ」。

 宮島の裏側はいつも見える島なので「宮島ビール」にちょいと懐かしく見入った。

 今年度も折り返し。10月1日の最低気温は9度という。

 季節も先取りしながら、けじめの日を楽しんだ。


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2014-09-29

テクニクス復活 マランツも復活を

 岩手県一関市千厩町を通りかかると「千厩マランツ」がある。

 青春時代はオーディオマニアだったので「マランツ」の看板を見ると血が騒ぐ。

 KENWOOD SANSUI AKAI ONKYO Aurex ・・・。スラスラ出てくるオーディオメーカー。

 若いころは、到底手が届かなかったが、オーディオブランドに憧れていた。

 マランツもその一つ。千厩マランツも1975(昭和50)年、日本マランツの子会社として、音響機器の組み立て完成品生産をしていたが、今や通信機器からシイタケまでの業種。当時の面影はない。

 今日、パナソニックから「Technics」(テクニクス)復活ののプレスリリースがあった。

 同社は、1965(昭和40)年から「Technics」を販売していたが、2010(平成22)年に撤退した。

 オーディオ技術の革新とニーズの高まりだという。

 今でも、郷里では当時の名残が数多く眠っている。

 マランツも復活しないかと、通るたびに看板を見ている・・・(笑)


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2014-09-28

気仙沼で刺し網漁 アイナメの大きさに驚く

 気仙沼文化の本質を見ることを目的として、「ば!ば!ば!の場」が気仙沼市唐桑町で行われた。

 「ば!ば!ば!」は、岩手南部から宮城県にかけて使われている言葉で「知っていますか? びっくり!」の意味。久慈市に行くと「じぇじぇじぇ」となる。

 2回目となる今回は8人が参加。「漁師を知らずして、気仙沼を語るな。」をテーマに、唐桑の漁師  佐々木夫一さんから漁師の暮らしを学んだ。

 佐々木さんは、NHK「ただいま、東北」に出演した経歴を持つ。

 今回は外洋の予定だったが、台風17号の影響で海は大荒れ。内湾で刺し網漁業を体験した。

 網を上げると、アイナメをはじめとした漁獲があった。ご当地ではハマチと読んでいたが、郷土ではヤズ(体長40センチ以下)と呼んでいる小型のハマチも。

 郷里でも刺し網を行っていたが、魚種も違い、これほどの大きなアイナメを見たことがなかった。

 昼食はアイナメの刺身やタナゴの塩焼きなど、地元でとれた魚料理。ヤズの刺身はあっしが腕を振るった。

 佐々木さんは、近海ものをはじめ遠洋漁業もおこなっている。

 カジキの漁や震災の話など、多様な話を聞きながら。舌鼓を打った。


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2014-09-27

広島市水害で帰還 復旧の辣腕に期待

 気仙沼市に勤めている島根県出身者の会が、26日、気仙沼市内の飲食店であった。

 カツオやサンマの刺身、ハーモニカに舌鼓。



 10月6日に高円宮家の典子さまと、出雲大社禰宜(ねぎ)千家国麿さんの結婚式も執り行われることもあって、島根県の話題も最高潮。

 隣県ということで、広島県からは復興庁から現地入りしている彼とあっしの2人も声がかかった。

 同郷の彼は、8月20日に広島市安佐南区で発生した土砂災害の復興支援のため、9月30日でこの地を去る。

 今月末で、他県からの支援が激減するため郷土に帰る決意をしたという。

 隣室、同郷でありながら、これまで杯を傾けたチャンスがなく、いきなり最終回の酒席となった。


 すでに、広島市役所から派遣されていた2人も災害復旧のため広島に帰還。

 広島弁が話せる人と別れるのはちょいと寂しいが、郷土を再建するため辣腕(らつわん)を奮ってくれることに期待してビールをちょいと多くついだ。

 いずれ、広島で再会できることを楽しみにしながら・・・<(_ _)>


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2014-09-26

憧れのフランソワーズ 早く帰って

 石ノ森章太郎ふるさと記念館にブラリ。

 憧れの「サイボーグ003 フランソワーズ・アルヌール」と会えるのを毎回楽しみにしている。

 先日会いに行くと、フランスで行われているバレー公演に行っていると置き手紙を置いたまま、姿を消していた。

 フランソワーズ、あっしに連絡もせず行くなんて・・・(涙)と、ガックリ。

 「早く帰って。また、会いに来るから」とその場を立ち去った。

 フランソワーズは別な場所で化粧直ししているのだろうが、シャレたメッセージにニヤリ(笑)
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2014-09-25

大船渡線BRT工事 軌道敷内雨に光る

 気仙沼は昨夜からまとまった雨。気仙沼駅も地面が光っていた。

 JR東日本気仙沼線BRTの工事写真を撮り始めて1カ月あまり。雨の日も、できる限り写真を撮っている。

 すでに、工事はアスファルト舗装やガードレール敷設の準備に。軌道敷内は空からの贈り物に静かにたたずんでいた。

 撮影ポイントは10カ所。昨日と違うもの探しに今日を追っかけている。

 「何撮っているんですか?」

 最近、ご当地の人から声をかけられ、工事関係者と間違えられることも。

 「カメラを持った変な人がいるんですよ・・・」。

 変質者と間違えられなければいいんだけど・・・(笑)


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2014-09-24

秋の味覚郷里に続々 イキな計らいに感謝

 郷里に秋の味覚が続々届いている。

 山梨県からはブドウが。鳥取県からはナシが届いたという連絡があった。

 それぞれ知り合いの生産農家。無理をお願いして購入している。

 ブドウの箱を開けると、緑一点シャインマスカットが入っていた。

 今年初収穫されたので、入れたという。

 シャインマスカットは、広島県東広島市にある独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構で育成された品種。

 広島生まれのブドウが山梨で栽培され、広島に帰ってきた。

 ナシの箱は、枝のついたものが1個入っていた。

 店頭では、枝が切られたものしか見たことがなかったので、枝付のナシにビックリ。

 と、遠い遠い郷里から連絡が入った。

 気仙沼にいるため、季節の味が口にできないが、生産者のイキな計らいに感謝している。

 あっしは、気仙沼からはサンマを。イキな計らいはできないが、生きのいい魚を送った(笑)


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2014-09-23

高原にコスモス開花 深まる秋に嗚呼

 岩手県一関市藤沢町にある館ヶ森アーク牧場に。
このあたりは、高原を利用した牧場が多く点在している。

 約100ヘクタールの高原にポニーなどの動物とふれあえる広場などがある。ここで作られているハムやソーセージは、関東・関西にある百貨店で東北関連催事でも出店しているほど。

 足を踏み入れると、そこは高原の世界。美ヶ原高原美術館で4月26日から開催されている「アルプスの少女ハイジ アルムからのおくりもの」に行ったつもりに(笑)

 約1ヘクタールの夢ヶ丘ガーデンでは真紅のサルビアも。1本1本手植えしたという。

 虹の丘ガーデンでは約15万本のコスモスも開花。白色と桃色のじゅうたんが目の前に広がっていた。

 すでに、ピークも過ぎ深まりゆく秋の様相も・・・。

 ♪薄紅のコスモスが秋の日の なにげない陽だまりにゆれている・・・♪

 ブライダルソングだが、一面に広がるコスモスを見てついつい口ずさんだ・・・。
 嗚呼・・・百恵ちゃん・・・♪


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