広島市営桟橋に、定期船が停泊していました。
金輪島(かなわ・じま)を結ぶ定期航路「ライナⅡ」。
1998(平成10)年5月に、宮島町(現 廿日市市)から船舶を購入、ライナⅡとして運航開始しました。
神が宿る宮島には、死者を埋葬する「お墓」を作ることが許されていません。そのため、島民が亡くなった場合、対岸で埋葬されます。
船首から棺を入れる部分が今でも残り、当時の面影が残ります。
棺は中央に置かれ、両側に座ります。当時は、中央が高くなっていた記憶があります。
人生の最期を送り届けた船、現在では離島の住民の貴重な公共交通機関となっています。
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幸か福岡かふくおかひろし email:blogger@fukuoka.am
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