広島の味求めお好み村に ハーフーしながらゴクリ

郷里に帰って無性に広島の味が恋しくなった。

行きつけの「お好み村」の店に、自然と足が向いていた。

のれんをくぐり「帰ってきたけぇ～」。一番オーソドックスなお好み焼きを注文した。

鉄板上に、生地をクレープ状に薄くひき、そば、キャベツ、もやし、ブタニクなどを乗せ、ひっくり返す。

無言で「ハーフゥー」しながら、キンキンに冷えたビールをゴクリ。

懐かしい故郷の味に「フゥー」。すべてをやっつけた。

全国的には「広島焼き」と言われるが、地元では「お好み焼き」と呼ぶ。食べなれている味に満足した。


気仙沼市赴任が終わりますので、宮城県関係の「にほんブログ村　気仙沼市」と「宮城県人気ブログランキング」を解除します。１年間ご愛読ありがとうございました<(_ _)>
ブログは続けるとは思いますが･･･<(_ _)>



公式サイト幸か福岡　ふくおかひろし

安芸の宮島に沈む夕日 茜色の空に帰省を実感

今日は午前６時51分の列車に乗り、気仙沼市を後にした。
同じ官舎に住む友人がわざわざ見送りに着てくれ、感謝感激の場面も。

外の景色を眺めながら、１年間の出来事が思い出されては消える連続。

気仙沼駅から一ノ関まで大船渡線に揺られること１時間30分。
冬の名残を窓越しに見ながら東北新幹線に揺られること２時間。

富士山を横目に見ながら、東海道･山陽新幹線に揺られること４時間。

ようやく広島駅に着いた。

ここから路面電車に揺られ広島県営桟橋に。

郷里につくころには、日が西に傾いていた。

安芸の宮島に沈む夕日。

茜色の空が海を染める光景に、郷里に帰ったことを実感した。




公式サイト幸か福岡　ふくおかひろし

思い出つめたかばんを手に 明日、気仙沼を後にする

昨日は、昨年４月ごろに撮影した現場を回ってみた。

今でも震災直後の場所も点在する。最初のころは衝撃的だったが、日常の光景と目に映っている心の変化に気づいた。
雑草が生えていた場所は整地され、何もなかった場所はかさ上げされていた。

遠洋漁業全盛期のころ、繁栄を誇っていた場所も津波の影響を受け、「前金制安心明朗会計『源氏』」と課書いているキャバレーも姿を消していた。

一見変わらないような光景も、少しずつ時が経っていた。

気仙沼の生活もあと一日。厚い人情をこころに刻み、思い出でちょいと重たくなったかばんを手に、明日の朝ここを出発する。

公式サイト幸か福岡　ふくおかひろし

気仙沼繁華街の夜 広島弁で再開を誓う

昨年４月からご当地に赴任し、残す期間もわずかとなった。

今夜は、気仙沼繁華街の最後の夜をブラリ。右も左も分からぬころから、親しくしていただいた。

話していくうちにあっという間に時が過ぎていった。

泣いても笑ってもあと３日。月曜日の朝には、郷里に向けてここを後にする。

行く先々で、「また来るけぇ～」と、マッサンよろしく広島弁で再開を誓った。行けない店もあったのがちょいと残念（涙）

昨夜も、新しい出会いがあったが、「いきなり最終回」のシチュエーションに肩を落とすことも･･･。
話が進むにつれ、ちょいと飲みすぎてしまった。
気仙沼の人たちの心の温かさを身にしみて感じた。

公式サイト幸か福岡　ふくおかひろし

気仙沼の夜 共通の知人と再会を誓う

「まさか共通の知り合いがこんなところに･･･」

昨年４月に、中国地方から単身で気仙沼入りした共通の知人を紹介されて１年。

今夜、今月末に気仙沼市を出発するお話をした。

「不思議な縁じゃったねぇ～」。

「びっくりしたんよぉ～」。

と、気仙沼の味に舌つづみを打ちながら、会話が弾んだ。

気仙沼生活もカウントダウン。

別れることで新しい出会いがあることも。

別れ際、再会を誓ってエールを贈った。




公式サイト幸か福岡　ふくおかひろし

気仙沼市沿岸地域 膨張工事始まっていた

気仙沼市の沿岸沿いを歩いていると，大きなコンクリートの柱が建っていた。

高さ３メートル以上ある防潮堤の工事が始まっていた。
パイプ状の基礎杭を打ち，コンクリートでできた防波版を積み上げる方式。

従来工法より，狭い幅で済むという。

気仙沼では，防潮堤が見られない地域だったが，このあたりでも工事が始まっていた。

標高２３９メートルの安波山中腹からも姿が確認されるほど。

外様なので，防潮堤建設の議論はする気持ちはない。

宮城県沿岸部では，防潮堤の姿をほとんど見なかったので，いつの間にかの光景にビックリ。

公式サイト幸か福岡　ふくおかひろし

航空自衛隊松島基地に ブルーインパルスに大空の夢膨らむ

航空自衛隊松島基地にブラリ。東北赴任中に行きたかった場所だった。

航空ショーでアクロバット飛行するブルーインパルスといえば、ピンと来る人もいるのでは･･･。
基地の見学でできると聞き、門をくぐった。

ここも、津波の被害を受けた場所。

施設内は、退役した飛行機の展示。ジェット機やプロペラ機など、訪れた人の目を楽しませてくれた。

津波の被害を受けたため、格納庫は１階を２階ジャッキアップして、基礎部分を増築。そのため、２階に開くことのではないドアがあった。

２階に位置する格納庫に上がると、６機の飛行機が。まるで、プラモデルを見ているような錯覚に陥るほどの光景だった。

いつもは、デモンストレーションで離着陸の様子が見学できるが、この日は天候が悪いため格納庫内の展示。

すらっとしたフォルムに、まぶしい白とスカイブルーに彩られた機体が翼を休めていた。

　
最大速度 マッハ０．９。燃料はジェット機よりちょいとオクタン価が高い灯油が使われている。広島まで１時間で到着できるという。

マイ飛行機を操縦し、翼と翼が重なるほどの近さで、時速７００キロのアクロバット飛行もしている。

ブルーインパルスが織りなす軌跡に、大空の夢が膨らんだ。

公式サイト幸か福岡　ふくおかひろし