2015-03-08

南三陸町防災庁舎に立つ 広島の局アナと偶然遭遇

当年度末の集大成として、東日本大震災の被災地状況を見るため、南三陸町防災対策庁舎に立った。

手前の基礎部分は木造の本庁舎。奥にあるのが南三陸町防災対策庁舎で、43人が犠牲となっている。隣町なので話題に上ることも。一課全員が犠牲となった話も聞いた。

献花台には、一人、また一人と花を手向ける人が訪れていた。

昨年8月と今日の比較では一見差がないように見えるが、かさ上げ工事は行われている。

高台から見る庁舎以前は頭だけのぞける程度となっていた。

写真を撮っていると、テンスケを持って話している人を見かけた。
近づくと、郷里で見覚えがある人によく似ていた。

「失礼ですが」と話しかけると、広島のラ・テ県営局である中国放送の横山雄二アナだった。

横山さんは雄勝町を拠点に活動していることは、風のうわさで知っていたが思いがけない場所で出会った。

3月11日朝の特別枠で、石巻から気仙沼までのレポをしている途中だという。

宮城県には震災直後から訪れているが、復旧の進み具合が地域によって全く違うことに驚いていると話していた。

「せっかくなので、なぜここに・・・」と、デンスケに録音された。

ニュースバリューがあれば広島の空に声が流れるかもしれないが、意外なところでの出会いにびっくり。


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