発生当初は東北でも様子が伝わってきたが、現在は、郷里から現場に入った人から断片的に分かる程度。一度自分の目で確かめたかった。
訪れたのは広島市安佐南区八木地区。この地域だけで50人あまりが犠牲となっている。
昔ながらの路地が残る地域。山の斜面に住宅地があるため、傾斜が15度の場所も。
災害現場に行くと、山頂にはツメ跡が今でも残っている。
そこからの土石流は住宅街を飲み込み、跡形もなくなっていた。
自動車も無残な姿をさらけ出していた。
下に目をやると被害場所にほど近い国道54号線では、何事も無かったかのような街並み。
東日本大震災とは違った局地的な災害に、自然の猛威を思い知った。
公式サイト幸か福岡 ふくおかひろし