調べているうちに、周辺地域に由来する場所が多数あることも分かった。
「人首」。何度かこのあたりを通ったことがあるが興味深い地名だった。
読み方は「ひとかべ」。現在は岩手県奥州市江刺区米里人首町となっている。
明治39(1936)年、俳人・随筆家の河東碧梧桐(かわひがし・へきごとう)が著書「三千里」の中で「人首(ひとくび)と書いて何と讀む寒さかな」と詠(よ)んだ地名。
地名の由来は「人首丸」という人物だった。
諸説あるが『人首村風土記』では阿弖流為(アテルイ)が「大嶽丸・悪露王」、弟の大竹丸「大武丸」の子が「人首丸」となる。
延暦年間(800年ごろ)坂上田村麻呂と阿弖流為は和睦したが、15歳前後だった人首丸は大森山で交戦、この地で命を絶った。
今でも、亡くなった山懐奥に人首丸の墓が建てられている。
墓の浦には「郷土の英雄」。歴史上の人物は地元から慕われていた。
調べていくうちに「安倍高丸」のも登場した。今でも、石見神楽で演舞されている。だんだん深みにはまりそうな状態に・・・<(_ _)>
公式サイト幸か福岡 ふくおかひろし
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