黄色いダイヤを舌鼓 青森の夜は深ける

　初めての訪れた青森の夜、夕食の店を探しにフラリフラリ。
　「晩酌セット」の文字が目にとまり、のれんをくぐった。

大将と女将が切り盛りするこじんまりとした店。

　晩酌セットは、サンマの焼き物や刺身など５点。

　「もう一品」。ニシンの焼き物を注文。メスよりオスのニシンが価値があるという。

　腹をあけると黄色いダイヤがびっしり。

口にすると濃厚なチーズの味にそっくり。脂の乗った身も口いっぱいに広っった。
　日本酒とともにのどの奥にゴクリ。

　青森の冬は２メートルほど積雪がある。店にはストーブが部屋を暖めていた。

　大将と会話も弾み、居心地のいい青森の夜は深けていった。

　今日は青森最終日。青森で一番行きたかった場所を訪れる。

　撮影した写真は2,600枚。遠い遠い青森の地。思い残すことがないようにしなければ･･･。




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