海上自衛隊構内一般公開日 幹部候補生学校入学式リハに固唾を呑む

太陽の光をいっぱいに浴びて、桜の花が光っていました。

今日は海上自衛隊（旧海軍兵学校）の構内一般公開日。

構内にある約６３０本を楽しむ人の姿が見られました。
明治、大正時代の建物が並ぶ中、ここでは、『同期の桜』のモデルと言われる桜が今でも残り、一般公開される日。ニュースステーションの夜桜中継の場所になったこともあります。

樹齢が60年程度と言われているソメイヨシノが、今でも太く大きい幹にしっかりと花を咲かせています。

構内では、明日３日開催される幹部候補生学校の入学式のリハーサルを行っていました。

一挙手一投足ビリビリした雰囲気。昨日の土曜日も行っていたと聞きました。見ているほうが固唾を呑んでいました。

３月25日、このあたりで苦楽を共にした知人の送別会をした店に、胸膨らませた生徒が絶えることなくのれんをくぐってきました。

「厳しいけど、頑張りんさいよ」。

この中にエールを送った人が何人もいるはずですが･･･。

リハーサル後、地面を走る姿が。

熊手で地面に砂紋をつけていました。いたるところに砂紋がありますが、この姿を見るとその場所は歩けません。

明日は入学式。これから１年、シーツのたたみ方から11キロの遠泳、登山など過酷な訓練が待ち構えています。

来年３月には、明るい笑顔で卒業できるように。

例年とは、ちょいと違うリハーサルが見られた構内一般公開日でした。

　
公式サイト幸か福岡かふくおかひろし