2026-05-29

秋山巌・豊英木版画展 6月3日まで八丁堀福屋本店

大きなカエルと猫をモチーフにした版画が、来場者を迎えてくれました。


「秋山巌・豊英木版画展」が6月3日まで、福屋本店7階ギャラリーで開催されています。


木版画界の鬼才と称される秋山巌画伯(1921-2014)は、棟方志功画伯(1903-1975)に師事し、「山頭火」の俳句とフクロウを生涯のテーマとして追い続けました。
秋山豊英画伯(1962-)は、動物たちを題材に、温もりと遊び心あふれる多色刷り木版画を多数制作。二人の個性が響き合う展示となっています。


ギャラリーには温もりのある木版画がずらりと並び、百貨店の一角が作品の世界に包まれていました。


色とデザインに惹かれ、豊英画伯の「FENCE Ⅰ」(木版・1998)を購入しました。
豊英画伯自身もお気に入りの作品で、残っていた最後の一枚。木版画には刷り番号が記されますが、この作品は100枚のうちの「1番」。思わずニヤリ。



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2026-05-28

ホタテ貝殻輸送1400キロ 陸から海へバトンタッチ

道路の片隅に、大型トラックが止まっていました。


車体には「佐藤ほたて興業運輸」の名前。


ナンバープレートが、はるか青森からの旅人であることを物語っています。


養殖ホタテ生産量日本一を誇る青森県。
北津軽郡中泊町から、ホタテ貝の殻を積んできたトラックです。


物流を支える大きなタイヤが走った距離は、およそ1400キロ。約30時間をかけ、北の海から走り続けてきました。


積み荷は、カキ養殖に欠かせない大切な資材。


目的地までもう少し。陸から海へのバトンタッチに備え、長旅の休息を取っていました。

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2026-05-27

人生の王道歩くキジ 草むらの中から姿現す

草むらの中から、首を持ち上げてこちらの様子をうかがっていました。


このあたりでも、朝から至る所でキジの鳴き声をよく耳にします。


畑では、その姿も目にすることも多く、生活の中に溶け込んだ身近な鳥です。


姿を現したり、草むらにかくれんぼしたり、ときには夫婦連れで寄り添ったり。
自然の中で人生の王道を歩いているような姿に、あやかりたいと思うこのごろ。



こちらが適度な距離を保っていたため、おびえる様子もなく、草むらの中へ姿を消していきました。

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2026-05-26

丹精込めたミカンの木 カミキリムシに奪われた命

伐採すると、カミキリムシの幼虫に食われた大きな穴が現れました。


丹精込めて育ててきたミカンが、また一本この世から消えました。


主な原因はカミキリムシ。開花時期につぼみをつけた枝が、瞬く間に茶色く変色していきました。


根元には、幼虫が侵入した痕跡のおがくずが残り、手の施しようがありませんでした。


20年以上積み重ねてきた歳月が、一瞬で崩れ去りました。近くに厳島神社があることもあり、「諸行無常の響きあり」という言葉が脳裏をよぎります。



このまま放置すれば、ほかの木にも被害が広がる恐れがあります。焼却処分するため、肩を落としながらトラックへ積み込みました。

#ミカンの木 #柑橘栽培 #カミキリムシ #テッポウムシ #虫害 #諸行無常 #農業 #江田島市



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2026-05-25

樹齢400年オリーブの木 時を超えた花が咲く

市内の主要道路に立つ道しるべ。その横で、オリーブの花が咲いていました。


推定樹齢400年。江南交差点には、2017(平成29)年に植樹された木です。


ブドウの房のように連なるつぼみが、音を立ててはじけたように、白い花が咲いています。


散った花はポップコーンのように幹に積もり、初夏の光を受けて白く輝いていました。


海辺に立つ木は、潮風を浴びながら日差しをまとい、静かに存在感を放っています。


悠久の時を超え、交差点にたたずむシンボルツリー。


ヨーロッパの記憶を宿した木は、この場所で確かな威厳を放っています。

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2026-05-24

処女航海日のAIVINT 音戸の瀬戸でお出迎え

航跡を残しながら、船が瞬く間に通り過ぎました。


本日、5月24日から就航した、瀬戸内海汽船所有の新造高速船リニアジェット「AIVINT」(120トン)。
広島-松山航路を一日4往復、最短80分で結びます。

その姿を一目見ようと家業を手早く切り上げ、船が通過する第2音戸大橋へ向かいました。


処女航海日の最終ラン。広島港からおよそ20キロ離れたここまで、わずか30分で到着しました。


海よりも青い船体は、上から見ると波しぶきのような白い姿が際立ちます。


平清盛の開削伝説が伝わる音戸の瀬戸。最も狭い海峡幅は80メートル。船はそこへ差しかかると、次第にスピードを落としていきました。

橋を通り過ぎたあと、白い航跡が長く伸びていました。


就航初日のお出迎え。瀬戸を通過後は、再びエンジンの回転数を上げ、松山へ向かいました。

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2026-05-23

再スタートした水稲栽培 小さな芽にホッ

ようやく、種から芽が出ました。小さな芽にほっとしています。


4月下旬から始めた水稲栽培。今年は、先代が残した種もみを使いましたが、芽が出ずに壊滅状態。急きょ、5月中旬に昨年の種を使って再スタートしました。

これまで3週間かかっていた浸種は、天候に恵まれた今回はわずか1週間。作業も遅れを取り戻しています。


種まきは専用の機械を使いながらも、ほとんどが手作業。育苗箱に床土を敷き、種をまき、土をかぶせる地道な工程の積み重ねです。


水稲づくりは、年に一度しか使わない機械が多く、まさに一発勝負。苗づくりも、これまで満足のいく結果を出せたことはありません。


小規模農家は、先祖から受け継いだ土地を守る使命感がある一方で、経費ばかりかかり収益はわずか。
「買った方が安いのになぁ」。
そんな言葉が、つい口をついて出ます。



本業の合間に自分の手で育て、収穫したばかりの米を口にする喜びを思い描きながら、今日も作業は続きます。

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