2026-06-27

雨水の池に白い花 ひっそり咲くトチカガミ

幻想的な光景が、水面を小さく揺らしていました。


上水道が整備される以前、この辺りではわき水を生活用水として使っていました。その名残が、今でも静かに残っています。


白い花は、おそらくトチカガミ。
もしそうであれば、環境省レッドリストで準絶滅危惧に指定されている植物です。

屋根に覆われた薄暗い池で、静かに息づく小さな命。


人が訪れることのない場所で、白い花はそっと咲いていました。



#トチカガミ #池 #準絶滅危惧種 #小さな命 #水辺の風景 #江田島市


 広島ブログ  幸か福岡かふくおかひろし email:blogger@fukuoka.am

コメントは、当方で確認して公開します。

2026-06-26

荒波蹴散らす玄界灘 「フェリーかなた」数奇な運命

中谷造船海運に、白い旅客船がドックに入っていました。


壱岐・対馬フェリー株式会社(福岡市)が所有する「フェリーかなた」(498トン)です。
宮城県石巻市から、6月13日に入港しました。


船体には、福岡市と長崎県壱岐市を結ぶ船であることを示す案内板が、ファンネル近くに掲げられています。


同社のキャラクターは、対馬に生息するツシマヤマネコと、壱岐周辺で親しまれるイルカをモチーフにデザイン。2018年、公募によって名前が決まりました。


遠い海で活躍するこの船の来歴をたどると、数奇な運命が見えてきました。

1995年12月。沖縄県伊平屋村が発注し、村営フェリー「フェリーいへや」として、愛媛県今治市の山中造船で建造されました。

その後、株式会社五島産業汽船に買い取られ、2015年4月には「フェリーありかわ」として生まれ変わり、佐世保市と有川港(上五島町)を結ぶ新規航路に投入されました。

しかし、2018年10月の経営破綻により航路は廃止。船は5年以上、活躍の場を失ったまま新上五島町内の港に係留されることになりました。

そして2025年2月。現在の会社に引き取られ、「フェリーかなた」として再起を果たしました。

建造当時は旅客定員252名のフェリーでしたが、現在は貨物船として運航するため、旅客定員は12名に変更されています。

操舵室に掲げられたビルダーズプレートには、「沖縄県離島海運振興株式会社」の文字。
遠い南の海で活躍していた時代を物語っていました。


荒れた海を走るように、激動の時代を過ごしてきた船。整備を終えれば、玄界灘で荒波を蹴散らす雄姿が待っています。



#フェリーかなた #中谷造船海運 #船 #玄界灘 #壱岐対馬フェリー #造船所 #江田島市



 広島ブログ  幸か福岡かふくおかひろし email:blogger@fukuoka.am

コメントは、当方で確認して公開します。

2026-06-25

台風7号接近 雨霧に包まれる海辺

穏やかな海に、絶え間なく雨が降りしきっていました。


時折激しく降る雨の中、台風7号が接近しています。

深夜にかけて豪雨が予想されており、午後9時現在、市内では21カ所の避難所が開設されています。

雨霧に包まれた海へ向かいました。


高さ110メートルの中国放送ラジオ送信塔も、霧の中に姿を隠しています。


カキ作業場もひっそりとして、人の往来は見当たりません。


いつもより早く薄暗くなった海辺で、灯台の明かりだけが静かに海を照らしていました。



#台風7号 #雨霧 #ラジオ送信塔 #灯台 #カキ作業場 #厳戒態勢 #豪雨 #雨 #江田島市



 広島ブログ  幸か福岡かふくおかひろし email:blogger@fukuoka.am

コメントは、当方で確認して公開します。

2026-06-24

茂みから小さな訪問者 アナグマと鉢合わせ

茂みから姿を現したアナグマと、ばったり鉢合わせ。


「おや、久しぶり。うかうかすると、捕獲されまっせ」。

そんな声をかけたくなるほど、あっしの姿を見ても慌てる様子はなく、マイペースに歩いていました。


ミミズやコガネムシの幼虫を好み、ときには農作物を食い荒らす厄介者ですが、イノシシと比べると愛嬌があり、温かく見守ってしまいます。

近くまで寄ってきたあと、方向転換して茂みの奥へ消えていきました。


「人間につかまるなよ」。


小さな訪問者の姿が見えなくなるまで、エールを送り続けました。

#アナグマ #野生動物 #鉢合わせ #動物 #江田島市



 広島ブログ  幸か福岡かふくおかひろし email:blogger@fukuoka.am

コメントは、当方で確認して公開します。

2026-06-23

海を行きかう船 カキいかだの海で活躍

本業と家業の真ん中で、今日もひとり海の上。誰にも邪魔されない、自分だけの空間です。


大きな弧を描きながら、エンジンの回転を上げました。

カキいかだが浮かぶ海は、この地域ならではの風景。いかだの上には、養殖に使うホタテ貝の殻が積まれていました。



大きな漁船のクレーンが伸び、カキいかだの上で作業が進められていました。



いかだの間を縫うように、タグボートが走っていきます。数隻の船が、あうんの呼吸で作業を進めていました。


今日は、あいにくの天気でしたが、海の上では作業する船たちが活発に行き交っていました。



#カキいかだ #江田島湾 #漁船 #タグボート #かき養殖 #海 #日常 #島 #江田島市



 広島ブログ  幸か福岡かふくおかひろし email:blogger@fukuoka.am

コメントは、当方で確認して公開します。

2026-06-22

夜のしじま走る電車 神秘的な独りぼっちの車内

夜のしじまに吸い込まれるように、鉄路を走る路面電車からは、町の明かりが流れていきました。


満員だった車内は、一人、また一人と降りていき、気がつくと、いつの間にか独りぼっち。


誰もいない車内はどこか神秘的で、異次元の世界に迷い込んでしまいそうな、小さな不安がちょっぴり胸をかすめました。


もうすぐ終着点。
幻想の世界に取り残されないよう、降車ボタンを押します。赤い明かりが、幾重にも車窓に映っていました。


時空を超えることなく、電車は無事に終着点へ到着。折り返し、広島駅へ向けて静かに準備を整えています。


ちょいとご機嫌だったので、街の迷宮に迷わないよう、帰らなくっちゃ。

#異次元 #路面電車 #夜のしじま #夜 #しじま #車内 #幻想的な風景 #広島電鉄 #広電 #静寂


 広島ブログ  幸か福岡かふくおかひろし email:blogger@fukuoka.am

コメントは、当方で確認して公開します。

2026-06-21

火花散る解体現場 揚炭機、最後の姿

鋼材を切断する火花が、花火のように散り、輝いていました。


5月18日、国内3位タイの吊り上げ能力を持つ深田サルベージの起重機船「武蔵」がつり上げていた機材は、8位の能力を持つ「駿河」へと引き継がれ、作業が進められていました。



2021年4月4日午後6時ごろ、長崎県松浦市にある九州電力松浦発電所と電源開発松浦火力発電所が共有する石炭荷役港で、揚炭機1基が損壊する事故が発生しました。

原因は、1991年の台風19号で受けた強風の影響により生じたギャロッピング現象に伴う構造的な損傷とされています。


調査の結果、揚炭機の2基が破損と判明し、そのうちの1基が当地で解体されています。


住友の社章である井桁マークが付いたバラストタンクも、切断作業が進んでいました。
かつて巨大だった揚炭機は、少しずつ姿を変え、静かにその役目を終えようとしています。



#揚炭機 #解体現場 #起重機船 #武蔵 #駿河 #深田サルベージ #クレーン船 #ギャロッピング現象 #江田島市



 広島ブログ  幸か福岡かふくおかひろし email:blogger@fukuoka.am

コメントは、当方で確認して公開します。