2026-02-12

強風吹く銀幕の海 風と光が描く世界

強風が吹き荒れるまぶしい海を、一隻の船が走っていきました。


標高438メートルの陀峰山パノラマ展望台を訪れました。ここからは四国連山を望み、瀬戸内の多島美を一望できる絶景が広がります。


折からの強い風で海は荒れ、キャンバスに描かれた木炭デッサンのよう。レザック紙を思わせる海面には、モノトーンの波紋が広がっていました。


遠くに浮かぶ忽那諸島の周辺では、海が光をまとい、「天使の階段」と呼ばれる薄明光線が降り注いでいました。


雲が影を落とすたび、海は銀幕の世界に。影絵のような風景が広がっていました。



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2026-02-11

八雲ゆかりの神魂神社 建国記念の日に思う神話の風景

NHK連続テレビ小説「ばけばけ」の主人公、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)。1891(明治24)年に西田千太郎とともにこの地を訪れ、古き良き伝承を記録に残しました。


今日は「建国記念の日」。日本神話に登場する神武天皇が、初代天皇として即位したとされる日を由来としています。

というわけで、今日は蔵出し写真。歴史ウオッチャーのあっしは、旅先でパワースポットを訪れるのは楽しみのひとつ。


神魂神社は、出雲地方を代表する古社のひとつで、静かな森に囲まれた神秘的な場所です。


巨大な自然石を積み上げた石段があり、おごそかで落ち着いたたたずまいが印象的でした。


御祭神は、国生みの神である伊弉諾尊(イザナギノミコト)と伊弉冉尊(イザナミノミコト)。現存する大社造の社殿として最古を誇る本殿は、国宝にも指定されています。



出雲に息づく信仰や伝承に触れるひとときは、八雲が作品を通して描き出そうとした「未だ知られぬ日本(Glimpses of Unfamiliar Japan)」の断片を、私に見せてくれるようでした。

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2026-02-10

寒い朝に幻想的な海 気嵐に包まれ出港

雪化粧を残す対岸を背に、小船が出港していきました。


昨日は、冷え込みの厳しい朝を迎えました。


海は、気嵐と呼ばれる蒸気霧が立ちのぼり、幻想的な景色が広がっていました。


漁場へ向かって、漁船が静かに進んでいきます。



気温が上がるにつれ、気嵐の海はゆっくりと姿を消していきました。

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2026-02-09

雪が輝く光の柱 束の間の別世界届ける

枝に積もった雪が落ち、差し込む朝日に照らされて、光の柱のように輝いていました。


昨日からの雪で、辺り一面の銀世界。朝の空気は澄み渡り、雪の解ける音がかすかに聞こえ、白さが際立っています。


「♪山も野原も 綿帽子かぶり」。枯草残らず花が咲いていました。


電線に着雪するほど湿り気を含んだ雪。木の枝の輪郭を白く縁取っています。


思いがけず届いた空からの贈り物。


暖かい日差しに溶けていった雪景色は、束の間の別世界を届けてくれました。



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2026-02-08

雪の日は歴史を動かす 白いベールに包まれた港

雪の結晶が、流れ星のようにレンズをかすめました。


午前中の穏やかな空は一変し、午後からは雪が降りしきる、いてつく寒さとなりました。
カワウが泳ぐ海は、モノトーンの世界へと姿を変えています。


いつもは穏やかな景色が広がるこの場所も、今日は厚い雪のカーテンに閉ざされていました。


本土と島しょ部を結ぶ定期航路は、一部が運休するほどの荒れ模様。


白いベールに包まれた港は、日ごろの喧騒が嘘のように静まり返っています。


「桜田門外の変」や「二・二六事件」も、大雪の日でした。
今日は、歴史を動かした「雪の日」として刻まれるのでしょうか。

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2026-02-07

小さな春の足音 梅一輪が知らせる

「梅一輪、一輪ほどの暖かさ」。そんな言葉がぴったりの気温でした。


寒波襲来の予報が出ていたものの、この辺りは青空が広がり、穏やかな陽光が差し込んでいました。春が少しだけ顔をのぞかせたような、柔らかな日差しです。


庭先の梅のつぼみは、ほころび始めています。


今日、畑で今年初めてウグイスの鳴き声を耳にしました。

春の走りで、ぎこちない「試し鳴き」。ちょっぴり季節の移ろいを感じさせてくれます。

三寒四温の季節。寒さと暖かさを行き来しながら、春は確実に近づいています。


自然が春の気配をそっと教えてくれた一日でした。



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2026-02-06

白石の鼻巨石群 松山に残る太古のミステリー

松山の海岸線に、存在感を放つ巨石群が姿を現しました。


白石の鼻巨石群は、松山観光港の北およそ2キロの位置に鎮座しています。



最近の研究で、沖合約40メートルにある白龍石(三ツ石)のほぼ中央にすき間があり、春分・秋分の日前後の数日、そこに夕陽が差し込むことが判明しました。



近くにある白石龍神社は、古くから五穀豊穣や漁業の神として信仰を集めてきた場所。白石龍神社と巨石群は、長い歴史の中で大切に守られてきました。


伊予の国にあるストーンヘンジ。太古の昔から続くミステリーへと誘われるようでした。


松山のパワースポットで、「気」を全身に浴びて、心身が研ぎ澄まされていくようでした。


沖合には、松山市と島しょ部を結ぶ船の姿がありました。そろそろ、帰途に就く時間。白石の鼻に見送られながら、松山の旅は幕を閉じました。



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