2026-09-04

七変化した曳船97号 ドック終わり現場復帰 

整備を終えた船が、船体を休めていました。

中谷造船海運(江田島市能美町)にドック入りしていたのは、海上自衛隊呉基地に所属する曳船58号型・曳船97号(YT-97)です。


初めて出会ったのは、6月30日のこと。

塗装が始まった船体は、灰色の衣装をまとっていました。


やがて茶色い下塗りの姿へと変わり、船尾には白い「97」の番号が浮かび上がります。


再会するたびに様相が変わる、七変化の曳船。


現在は整備を終え、現場に復帰して活躍しています。



#曳船97号 #YT97 #海上自衛隊 #JMSDF #呉基地 #中谷造船海運 #ドック #アジマススラスター #船 #メンテナンス #七変化 #江田島市


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2026-09-03

雨に染まる夜の漁港 海に広がる地紋模様

空からの贈り物が、星くずのように降る夕方となりました。


今日は昼過ぎから、2カ月ぶりの雨が降りました。その後も降り続き、夜の漁港も雨音が響いています。


絶え間なく落ちる雨粒は、ナトリウム灯の光を吸い込み、オレンジ色の筋となって揺れていました。


海面には小さな波紋が次々と広がり、静かな水面をかすかに揺らしています。


夜の雨に、無数の波紋が重なり合い、地紋のような模様を描いていました。


街灯に照らされた船のシルエットが、揺らめく海面に淡く映り込んでいます。

#雨の夜 #漁港 #夜景 #雨音 #ナトリウム灯 #幻想的な風景 #海の風景 #江田島市


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2026-09-02

1カ月で変わるカキの幼生 厳しい自然に黒く染まる

1カ月でまぶしかった姿が嘘のように変化しました。

明るい色をまとっていたカキ棚は、厳しい自然にさらされ、黒く染まっていました。


カキの幼生が付いた白いホタテの貝殻がつるされていたのは、遠い昔のことのように見えます。


満ち潮へと移り変わり、数時間後には、この一帯も海の中へ沈んでいきます。


定期船は、広島へ向けてゆっくりと出発しました。


大きく響くエンジン音が、静かなカキ棚に伝わってきました。

#カキ養殖 #カキ棚 #海 #瀬戸内海 #潮 #潮位 #江田島市



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2026-09-01

水田に広がる宇宙の星屑 朝露に浮かぶクモの巣

朝の光を浴びた水田が、星屑を漂わせる星雲のように見えました。


その正体は、静かに張り巡らされたクモの巣。


あるじは、虎視眈々と獲物を待ち構えています。


大きな獲物がかかっていないためか、ほとんどの巣が原形を保ったまま。


朝露に濡れた水田には、クモたちの営みが一面に広がっていました。


もうすぐ収穫の季節。静かなクモの楽園も、幕を閉じようとしています。

#水田 #朝露 #クモの巣 #朝の風景 #自然の造形美 #クモ #水稲 #江田島市



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2026-08-31

版画家伊藤英二郎さん来訪 縮まったフランスとの距離

1年ぶりの嬉しい再会。広島の夜をご案内しました。


「せこへい美術館」での展示に合わせ、9歳から19歳までの教え子19人が描いた漫画を携えて、版画家の伊藤英二郎さんがフランスから広島を訪れてくださいました。

展示の様子は、8月26日付の中国新聞でも大きく紹介されています。


知人を介して初めてお会いしたのは3年前のこと。岩手県出身の伊藤さんの実家近くへ、私自身が頻繁に足を運んでいたことから共通の知人がいることが分かり、フランスと広島の距離が一気に縮まりました。

岩手と広島の食文化の違いから、国際情勢、アートの表現技法に至るまで、話題は多岐にわたります。


「フランスは開き窓と石造りの建築が多いため、エアコンの設置が難しい」といったリアルな暮らしの話まで飛び出し、時間はあっという間に過ぎていきました。


伊藤さんは、写真画像を転写して紙に刷る「フォトグラビュール」という技法を応用した作品を手掛けられています。


静かで穏やかな表情で、窓を眺める姿。モノトーンを基調とした作品から醸し出される、深い余韻が残ります。

7時間の時差が、ぐっと縮まった夜。来年の再会を、固く約束しました。

#版画家 #伊藤英二郎 #フォトグラビュール #せこへい美術館 #広島 #フランス #アート展示 #中国新聞 #国際交流 #文化交流 #岩手 #広島の夜


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2026-08-30

平和の願い「せこへい美術館」 祈り灯る8日間

広島での活動や朗読会を大切に続けてこられた女優・吉永小百合さんから贈られた胡蝶蘭が、会場に華やかさと彩りを添えていました。


世界の子どもたちが平和への願いを込めて制作した作品を展示する「せこへい美術館」を訪れました。

今年で25回目を迎えた本展は、被爆建物である旧日本銀行広島支店を会場に、8月22日から30日まで開催されました。


会場にはカザフスタンやイラクなど11の国と地域の子どもたちによる約250点の作品に加え、活動に賛同する約40名の作家による作品も出品・展示されていました。


ホールには、中高生たちが被爆者へのインタビューをもとに等身大の身体の輪郭を型取り、受け継いだ思いや体験を言葉や絵で表現した「ボディ・マッピング(ボディ・マップ)」が折り鶴をかたどったフレームに飾られていました。


アトリエ・ピエール・スラージュ造形学校(フランス)の生徒によるイラスト展示もあり、10代の生徒たちが丁寧な時代考証と歴史認識のもと、豊かな物語として描き出した作品が印象的でした。


過去2度の世界大戦をモチーフに制作した作品の図録からは、言葉を超えて歴史と向き合う強いメッセージが伝わってきました。



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2026-08-29

先が見えない干ばつ 鉛色の雲にため息

梅雨明けの満々とためていた水が、蒸発だけで底をつきました。


国内では、被害が出るほど豪雨が降る地域がありますが、この辺りでは7月7日以来、本格的な雨が降っていません。

干ばつの影響は広がり、弱った木の果実は、マシュマロのようにふわふわ。


枝は枯れ始め、今年植えた苗も、夏を乗り切ることができませんでした。


水やりをしたい気持ちはあるものの、酷暑と気の遠くなる作業を思うと、どうしてもスイッチが入りません。

日焼け防止の炭酸カルシウムを塗り、白いドーラン姿のミカンたち。容赦ない日差しに少し日焼けが出ています。


空を覆うのは、降る気配のない鉛色の雲。 先が見えない日々の中、空を見上げても出てくるのはため息ばかりです。



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