2018-11-30

木漏れ日のスポットライト 鮮やかな色映し出す

薄暗い山の中に、空からスポットライトが当たりました。

それまで、色がなかったモミジの葉も、鮮やかな色。

緑色から紅葉している表情を、演出していました。

スポットライトが当たるのは、ほんのわずか。

あとは、影の世界に戻ります。

木漏れ日からのスポットライトを浴びて、鮮やかな色が映し出されました。

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2018-11-29

うららかな昼下がり カワウ日なたぽっこ

カワウが羽を広げて空を見上げていました。


今日はポカポカ陽気。羽を広げ日なたぼっこをしていました。


海にいるから「ウミウ」でしょう?いえいえ、環境省のホームページで確認すると「カワウ」でした。


しばらくすると、もう一羽がやってきました。


カワウは絶滅の恐れがあるほどまで減少していましたが、近年は個体数が回復。それに伴い、水産被害が増加していると言われています。

お日様がほほ笑むもとでの毛づくろい。静かに時が過ぎていきます。



うららかな昼下がり、静かな海でした。


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2018-11-28

住民十人余「斎島」 船長握るレバー生活守る

この島を訪れた途端、時間がゆっくりと流れていました。

瀬戸内海の斎灘、豊島の南約6キロにある、芸予諸島 斎島(いつき・しま)を訪れました。

周囲約4.3キロ、北側の平地には集落があり10人あまりが暮らしています。

呉市豊町久比から三角島を結ぶ1日5往復の定期航路。島と島を結んでいます。
最大片道460円の運賃で生活航路を維持しています。

久比から船に揺られること30分。豊浜大橋を過ぎると斎島が姿を現しました。

肩を寄せ合うように小さな集落の近くに港があります。

斎内親王から幣帛を賜ったという伝承が斎島の由来となっています。1588(天正16)年豊臣秀吉の海賊停止令の中では「伊郡喜島(斎島)では海賊行為を禁止したにもかかわらず、まだ出没している」と名指しされており、伝承によると当時の島民は秀吉により虐殺されたと伝承されています。

本土からの水道管がないので、毎週金曜日、船で水を運んできます。

いつよりか 沖の小嶋に跡垂(あと・た)りて 祀(まつ)りし斎きし 日入子(ひ・いるこ)ノ神

江戸時代の神道家、玉田永教(たまだ・えいきょう1756-1836)の歌が記されていました。
蛭児神社(ひるこ・じんじゃ)は元々斎内親王を祀る社であったと伝わっています。

寛永(1624-1643)のころ、ヒルの精霊を静めるために、蛭児の神とスサノオノミコトを祭ったのが始まり。古くから心霊の宿る島として人々の信仰を集める斎島の丘の上にあり、かつてはサイナイシンノウを祭る社であったとも言われています。海上の守護諸願の祈所として知られ、一間社流造りで、再建するとき、伊勢神宮の宮大工に造営を依頼し、宮大工が年月をかけて釘を使わず組木で建立したと伝えられています。

桟橋に戻ると、釣れたばかりのタイが発泡スチロールの箱に入っていました。

魚を近畿に送るため、島に住んでいる乗客も一人乗ってきました。

晴れていれば、四国も見える海が、霞がかかっているため大海原のような大航海気分。

「ポー」。汽笛とともに、桟橋に接岸しました。途中の桟橋に降りた乗客も、次第に小さくなっていきました。

住民十人余りの生活を守る定期船。船長が握るレバーも力が入っていました。



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2018-11-27

風情残る島 呉市離島三角島訪れる

昨日は住んでいる島を飛び出し、陸続きではない本当の島、離島を訪れました。
桟橋に停泊しているのは、旅客船兼自動車航送船 みかど(19トン)。

出発時刻になると、静かな海にエンジン音が響き、煙突から黒い煙が出ました。

時間に追われる日常を忘れそうなほどゆっくりとしたスピード。10分ほどの航海です。

三角島(みかど・じま)は、瀬戸内海芸予諸島 下大崎群島にある有人島。
大崎下島の北約0.6キロの海上にあります。

呉市豊町久比から三角島を結ぶ平日7往復の定期航路。片道130円の運賃。

周囲約4キロ、南側の平地には集落があります。

自動車の姿もほとんど見かけない島。風情が残る島に34人が暮らしています。

港近くにある「美加登神社」は、福岡県の宗像神社の祭神「宗像三女神」を安芸の厳島神社へ勧請(かんじょう)する際、仮宮として創建されたと言われています。

厳島神社の創建は伝593(推古天皇元)年とあることから、そのころの創建ということになります。

標高110.3mの主峰から山裾が海岸線に及んでおり,急峻(きゅうしゅん)な斜面には、柑橘の耕作地が広がっていました。

農産物を運搬するために、トラックが船に乗り込みました。
帰りには、荷台に収穫した農作物が満載。

荷台には、収穫されたばかりのレモンが積まれていました。

あっという間の1時間30分。スローライフのときが過ぎましたが、一瞬で時がたちました。



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2018-11-26

一面露の朝 朝の光に一瞬輝く

朝の光にしずくが輝いていました。

気象条件が整うと露の朝を迎えます。

小さな露が少しずつ集まって、大きく待っています。露の中に露が映りこむことも。
家のガラスに反射して光のじゅうたんが広がりました。

名も知れぬ花も、ひっそりと。一瞬、太陽の光に輝いた朝でした。



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