不気味に光る青い目がこちらを見ていました。
カラスはまぶたの下に、青灰色した半透明の薄い膜「瞬膜」が閉じた一瞬をとらえました。
薄い雲が広がる海辺のカキ殻捨て場に来ました。
群れたカラスが殻に付いた海辺の生き物を求めていました。
カキ捨て場に続く道は、カラスが落とした殻が積もっていました。
ここにも一羽、このあたりでセトガイと呼ばれるイガイをくわえているカラスがいました。
カラスのおこぼれに、ハトも餌をさがしていましたが、食べたあとの残骸に見つからないようです。
人間が立ち去るのを待つように欄干にカラスが並んでいました。
海にある殻を陸に落とすいたずら好きのカラス。カキ打ちも今月で終了すると、冬まで殻の遊び道具はお預けとなります。
公式サイト幸か福岡かふくおかひろし
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