島で収穫された花を積み、広島市場・呉市場に向かってタイヤがゆっくり動き始めました。
5月12日「母の日」を前に、カーネーションの出荷がピーク。
ここまで運ばれるものもあり、次第に荷台も埋まってきました。
このあたりでは、その昔離島だったころ、農作物や日常用品を「番船」と呼ばれるでは船に満載し、夜の海を走って市場に向っていました。
広島市中区本川に入港する船を「本川番船」、廿日市市に入港する船を「廿日市番船」、呉市川原石に入港する船を「呉番船」と呼んでいました。
市場で売れると、封筒に現金やセリでの掛け売り伝票が入った封筒「仕切(し・きり)」として、次の出荷で生産者の手に届くシステムでした。
今は陸上交通に代わりましたが、今でも「番船」の名残が残っています。
このトラックは、夕方に出発。市内で荷物を積んだのち、広島市場・呉市場に向かって夜の国道を走ります。
「じゃー👋」
運転手が手を振ってトラックが出発。生産者と消費者をつなぐ大きな車体は今日も走ります。
公式サイト幸か福岡かふくおかひろし email:blogger@fukuoka.am
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