2017-05-20

重油流出事故凄さ ナホトカ号船首一部展示

いつも立ち寄る解体工場社屋の玄関に、モニュメントを置いていました。

近寄ると平成9(1997)年1月2日未明に破断事故が発生したナホトカ号の船首が福井県の海岸に漂着。岩礁に食い込んだ一部分。

岩そのものも展示。事故の凄さを展示していました。

この会社が船首部分の解体を受注し、この地で解体したものです。

ナホトカ号重油流出事故は、大しけの日本海(島根県隠岐島沖)で、暖房用C重油約19,000キロリットルを積んで上海からペトロパブロフスクへ航行中のロシア船籍タンカー「ナホトカ」号(建造後26年経過)に破断事故が発生。
船体は浸水し、31名の乗組員は救命ボートに避難。しかし船長は行方不明となり後日福井県の海岸に遺体が漂着した。
船体は水深約2,500メートルの海底に沈没しましたが、船体から分離した船首部分は強い北西季節風にあおられて数日間南東方向へ漂流し、 対馬海流を横断して1月7日午後1時ごろ、越前加賀海岸国定公園内の福井県三国町安島沖に座礁しました。



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