夜のとばりに春の香り 名残りカキフライ味を楽しむ

大きな大きなカキフライに、レモン果汁を絞りました。

いつものようになじみの店に来ました。

１月20日にテレビに登場して以来、日中は長蛇の列。新型コロナウイルス集中対策のため、３月14日から営業開始しました。「おめでとうございます」。今年初めてのれんをくぐりました。

キンキンに冷えたビールをゴクリ。

「うまい」。ジョッキは瞬く間に泡の跡が残りました。

「いつもの」。と言えば、いつも注文する料理が出てきます。

疫病の影響もありますが、テレビに出演してから一元客が増えたと言います。日中は、圧倒的にカキフライの注文ばかり。最近は、ようやく落ち着きを取り戻してきたようです。

誕生月の３月だったので、ちょいと贅沢してすしを注文。「おめでとうございます」。若い女性店員が声をかけて目の前に料理を置きました。

誕生月に直接声をかけてもうことが少ないのでサプライズ。プライスレスなお祝いで料理の味も一層引き立ちます。

シーズンも終わりに近づいたので、カキフライを注文。下処理がテレビで紹介され大変さが分かります。

思いがけないサプライズでゴギケンな気分で店を出ると、夜のとばりに春の香り。名残りの味が口に残る中、ほろ酔い気分で店を後にしました。

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　 　幸か福岡かふくおかひろし email:blogger@fukuoka.am

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