子供をけがや病気から守り、将来幸せな家庭を築けるようにという両親の祈りを込めて飾られるひな人形。今日は桃の節句です。
徳正寺の本堂に、地域の家庭にあるひな人形が飾られています。
古いものから新しいものまで。中には、織りの技と文化が息づく町「京都市西陣」で作られたものもあります。
天皇と皇后を模したものとされる内裏びな。
右大臣は左側、左大臣は右側が配置されます。
「天子南面す」という考えで、天皇は南を向き君臨するものでした。
そのため、左右反対の名称です。
京都市右京区、左京区も地図上では逆。「日出処の天子」といわれる事から東の方が上位であり向かって右が男性、左が女性でした。
頭に飾り物がある古いひな人形。ところ変われば、作風も変わります。
平安絵巻に出てきそうな徳利。いにしえの香りが漂います。
このあたりは浄土真宗本願寺派が多く、北陸門徒、尾張門徒、紀州門徒、石州門徒と並ぶ「安芸門徒」と呼ばれる地域。
午前6時30分から毎朝お参りする人たちの目を楽しませてくれます。
展示は3月下旬まで、見学もできます。(入場無料)
詳しくは徳正寺まで。
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幸か福岡かふくおかひろし email:blogger@fukuoka.am
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