透明な氷に注がれたウイスキーが、店内の明かりを映す琥珀色に染まりました。
いつものようにいつもの場所へ。自分の空間を求めていつもの店に来ました。
「どうぞ」。出てきたのは、アードベッグ。
アードベック蒸留所のあるアイラ島は、スコットランド、インナー・ヘブリディーズ諸島の南端に位置し、「ヘブリディーズ諸島の女王」として言われる場所。
そこで醸造されるウイスキーは、アイラ・モルトと呼ばれ、独特のスモーキーとピートの香りが特徴。
2007年、アードベッグ蒸溜所の蒸溜器のボイラーが故障し、発酵・もろみをつくるウオッシュが故障。通常3日で発酵過程を終えるはずが、3週間も発酵槽の中に置き去りにされるという事件がありました。
ウォッシュは乳酸の過発酵のほか、野生のバクテリアも発生。捨てないで、13年後に製品化しました。
その名も、ファーミュテーション(FERMUTATION)。
発酵(Fermentation)+ 突然変異(Mutation)の造語として誕生しました。
「ン?」。
口に運ぶと、まろやかな味のウイスキー。今までの感覚にない味わいです。
ギラギラしていないスモークの香り。
麦わらの黄色をグラスは、ほのかにスモークと甘い香りがしました。
突然変異したウイスキー。限定品の味を堪能しました。
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幸か福岡かふくおかひろし email:blogger@fukuoka.am
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