水田減少の余波 「しめ縄」材料・わら奉納

拝殿から、静寂に包まれた境内が広がっていました。

鎮守の森に鎮座する、地域の氏神様をお参りに訪れました。

近年、米不足が報じられる中、この地区でも水稲を作付けする農家が激減しています。

しめ縄を年に数度交換するこの神社でも、材料となる「わら」の確保が困難になってきました。

かつては、水田が点在していた地区も、今ではわずか数軒に。

そんな中、安定的にわらを供給するため、現在も水稲を作っているあっしに白羽の矢が立ちました。

もちろん、地域のために承諾。早速、奉納しました。

思いがけない水田減少の影響が、こんなところにも表れていました。

地域のつながりの象徴として、この営みをこれからも続けていきたい。

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　 　幸か福岡かふくおかひろし email:blogger@fukuoka.am

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