ポテトチップス運ぶ「ポテト丸」 荒波の勲章が船体に刻む

「カルビーのポテトチップス　ポッ ポッ ポーン」。

40年以上前、ラジオ小僧だったころに聴いていた、ＴＢＳラジオ（東京都港区）時報ＣＭはカルビーの提供でした。

 

その原料を運ぶ、有限会社エヴァライン（呉市）所有のポテト丸（７４９トン）が江田島市能美町高田にある中谷造船に停泊しています。

 

その名のとおり、ポテト丸は、ポテトチップスの原料ジャガイモを運ぶ船。

 

最大積載量はおよそ８５０トン。温度センサーや換気ファン（給気、排気、循環用）、冷暖房などの装備があり、簡易的な貯蔵庫としての能力を備えています。

 

十勝港（北海道広尾郡広尾町）から広島工場のある広島県廿日市市まで５日かけて運送。鹿児島工場は、月２回運送していると言います。

グリーンをペーストした喫水線。北海道から日本海、太平洋の荒波を越えた勲章が船体に刻まれています。

 

今回は停泊だけ。

ポテトチップスを食べた笑顔を届けるため、日本の海を走っています。

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　 　幸か福岡かふくおかひろし email:blogger@fukuoka.am

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