2021-12-11

稜線から顔出すクレーン 国内最大起重機船「海翔」接岸

稜線から、クレーンの先端が顔を出していました。



夕方の瀬戸内海、秋の日暮れは早く、西の空は赤く染まっていました。


石油タンクを見下ろす高さは、最大120メートルになります。


寄神建設(神戸市)所有の「海翔」。定格荷重4100トンは、国内最大の起重機船です。


海翔は、業界初の3脚トラス式A型ジブを2基装備し、厳しい海象条件下の作業でも、ミリ単位の施工精度を可能にしています。


兵庫県播磨町を出発し、12月9日午後8時30分ごろに瀬戸大橋を通過、10日午前8時20分ごろに来島海峡を通過して、同日午後4時過ぎに接岸しました。高いクレーンを倒して橋を通過しています。


エンジン音が響く漆黒の海。国内最大起重機船はひときわ明るく輝いていました。



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