2019-08-29

新居浜市船籍「おおしま7」ドック入り 車両甲板機材並ぶ

白い船体に「いも」と書かれたキャラクターが笑っていました。

江田島造船(江田島町小用)に、小型のフェリーボートがドック入りしていました。

船は、新居浜市船籍の「おおしま7(188トン)」。
新居浜市黒島とその沖合に浮かぶ大島を、所要時間15分一日15往復運航している船です。

船体に書かれているものは、別子飴本舗(新居浜市)が販売している菓子のキャラクター。新居浜商業高等学校がプロデュースした「白いもキャラもっち」です。

大島で栽培されている白芋は、とても甘いことで知られ、『七福芋(しちふくいも)』とも呼ばれています。大島でしか栽培できないと言われているうえに収穫量も少ないことから、いつしか“幻のさつまいも”と呼ばれるようになりました。

この船が就航するに伴い、同航路にいた「おおしま(115トン)」は、2012(平成24)年1月27日から2014(平成26)年8月21日まで、東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市と大島を結ぶ船として活躍、現在は、東南アジアで活躍しています。

船舶検査のため、車両甲板は機材が並んでいました。

「おおしま7」、新居浜市に帰る日も遠くなさそうです。


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