桟橋に停泊しているのは、旅客船兼自動車航送船 みかど(19トン)。
出発時刻になると、静かな海にエンジン音が響き、煙突から黒い煙が出ました。
時間に追われる日常を忘れそうなほどゆっくりとしたスピード。10分ほどの航海です。
三角島(みかど・じま)は、瀬戸内海芸予諸島 下大崎群島にある有人島。
大崎下島の北約0.6キロの海上にあります。
呉市豊町久比から三角島を結ぶ平日7往復の定期航路。片道130円の運賃。
周囲約4キロ、南側の平地には集落があります。
自動車の姿もほとんど見かけない島。風情が残る島に34人が暮らしています。
港近くにある「美加登神社」は、福岡県の宗像神社の祭神「宗像三女神」を安芸の厳島神社へ勧請(かんじょう)する際、仮宮として創建されたと言われています。
厳島神社の創建は伝593(推古天皇元)年とあることから、そのころの創建ということになります。
標高110.3mの主峰から山裾が海岸線に及んでおり,急峻(きゅうしゅん)な斜面には、柑橘の耕作地が広がっていました。
農産物を運搬するために、トラックが船に乗り込みました。
帰りには、荷台に収穫した農作物が満載。
荷台には、収穫されたばかりのレモンが積まれていました。
あっという間の1時間30分。スローライフのときが過ぎましたが、一瞬で時がたちました。
公式サイト幸か福岡かふくおかひろし email:blogger@fukuoka.am
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