2018-07-04

三高山砲台跡 人力での苦労垣間見る

見上げると漆黒の先に、木々の緑が見えました。

長い筒の先に、太陽の光が見えます。「お~い」。上との通信手段で使われていた穴です。

今日の「世界の何だコレ!?ミステリーSP~日本の秘境に眠る謎!直撃大調査~」を見ていると、お笑いタレント 小島 よしおが宮島にある厳島聴測照射所跡(御床山南西防空砲台跡)を訪れていました。

テレビでは放送されていませんが、昭和16年に着工し、4年の年月を経て完成しました。

広島市・呉市の近くにある島には、戦争遺構が今でも多く残っています。

過去の記録をひも解くと、島内の5か所を探検していました。

宮島の対岸にある三高山砲台跡は、1898(明治31)年から2年の歳月をかけて完成。
その後、太平洋戦争でも聴音探照所(特設見張所)として利用された場所。

今でも、遺構として残っています。

敷地内には、日露戦争の弾薬庫や機械設備庫、巡回監視所などの建物跡。

西日本最大規模と言われる総面積約19万8000平方メートル㎡の敷地内に近代土木技術を今日に伝えています。

このような戦争遺構は山の頂上付近にありますが、自動車や重機が無い時代、自動車も通らない道に施設を完成した苦労が垣間見えます。



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2 件のコメント:

  1. でめちゃん2018年7月5日 16:35

    私も何だコレ!ミステリー見ました。あの神の島にも戦争遺跡があるなんて(*_*)
    時が止まってましたね。あの頃のまま。本当に昔の人達は凄いですよね。人力であそこまで!!今では考えられません。

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    1. このあたり、結構多いですね。大奈佐美島にもあるはずなんですが、行けませんよね(笑)

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