フロントガラスにひび 観光型ＢＲＴ三陸の「海」受難

　東北地方も梅雨に入った。ボッチ旅としゃれ込み、観光型ＢＲＴに乗った。

　今回は市内北部を走っている大船渡線。正午前に気仙沼駅を出発する三陸の「海」に。

　車内はサンルーフがあり、車内からモニターで側の様子も確認できる仕様。

　順調に運航していたが、しばらくすると側道に停車し安全確認のアナウンスが。

　復興工事をしているあたりでフロントガラスにひびが入り、運行に支障が出たため代替バスを手配していた。

　自動車が小石を跳ねることが多く、箱形の車体に直撃するという。

　代替バスが到着し乗客は三陸の「海」を後に約30分遅れで出発した。

　この後、観光型ＢＲＴは運行中止、通常のＢＲＴとなっていた。

　フロントガラスの交換と聞き、三陸の「海」受難に同情も。

　思わぬトラブルに珍しい経験をした。誰一人クレームも言わず落ち着いた対応。
　これも旅の思い出の一つになった一日だった（笑）

　観光型ＢＲＴは、ＪＲ東日本が、乗車することが目的となる「乗って楽しい」ことをテーマで導入。４月17日から大船渡線と気仙沼線にそれぞれ１台ずつ配備。１日２往復運行している。




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