見送りの人に対して、最高の礼式である「帽振れ」が行われました。
第74期一般幹部候補生１９７人と第76期飛行幹部候補生61人の卒業式が、３月16日、海上自衛隊第1術科学校で行われました。
出航する艦船は、インドネシア、タイ、東ティモールを訪問する護衛艦むらさめ。本州を訪問する、護衛艦さわぎり、掃海母艦うらが、練習艦かしま。
多くの人に見送られ、船に乗った生徒は学び舎を後にします。
乗船する船に到着。卒業証書を手に、はしごを上ります。
甲板では、所定の位置に整列します。
いかりが上がり始めました。泥を落とすため、高圧洗浄機で洗っています。
合図とともに、船首旗も降下。
いかりが姿を表し、出航の準備が整いました。
幅５００メートルの津久茂瀬戸で、エールを送る声が対岸まで聞こえ、生徒は帽子を振って応えていました。
船はそれぞれの任務地に向かいました。
一年に一度のセレモニー。厳かに行われました。
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幸か福岡かふくおかひろし
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