2018-12-10

4K処女作『逃げろ』 よなご映像フェスティバルノミネート

思いがけない朗報が、突然飛び込んできました。
今年で11回目を数える「よなご米子映像フェスティバル」。

4K処女作を応募した『逃げろ』が一般公募部門23作品の中にノミネートしました。
昨年の作品も拝見しましたが、とても素晴らしい作品ばかり。まさかの出来事でした。
映像フェスティバルの作品は12月16日(日)午後からガイナックスシアター(米子市)で上映されます。

最終審査員は、1960年代から日本個人映画・実験映画を牽引する第一人者 かわなかのぶひろ監督。初長編監督で青森県六ヶ所村を舞台に核燃料再処理工場に言及した『へばの』が第32回カイロ国際映画祭デジタルコンペ部門でシルバー・アワードを受賞した、木村文洋監督。

15日(土)は、
かわなかのぶひろ監督『新宿伝説ー渚ようこ☆新宿コマ劇場ゲバゲバリサイタル』(2009年・1時間13分)。
9月28日に突然世を去った歌手・渚ようこ。彼女の少女時代からの夢は、阿久悠に作詞してもらうこと、新宿コマ劇場の舞台で歌うことだった。2008年末でコマが閉館すると知った渚は、事務所を通さず独力で劇場を借りるべく奔走する。その姿に感じ入り協力するかわなか監督にとってもコマ劇場は48年ぶりに訪れる特別の場所だった。
2008(平成20)年10月、閉館2カ月前に若松孝二、三上寛、内藤陳、山谷初男、横山剣ら豪華ゲストが応援に駆け付け満員の観客を集めて行われたリサイタル。翌年の山形国際ドキュメンタリー映画祭でも立ち見が出るほどの反響を呼んだ個人ドキュメンタリーの傑作が復活上映。

木村文洋監督『息衝く』(2017年・2時間10分)。
幼少期を共に宗教団体「種子の会」で過ごした3人の男女、則夫・大和・滋(よし)。成人しても信者を続ける則夫と大和は、政権与党の一角を担うに至った「種子党」の中心的存在として活動していた。大和は当選なった議員の秘書になり、則夫は青年部リーダーへの誘いを固辞し、病弱な母との時間を優先する。そんな中、則夫はホステスとして息子を育てる滋と偶然再会する。それぞれの苦悩を抱える3人は、かつて父のように、兄のように慕っていた元青年幹部・森山に会うため車を走らせる。

出演:柳沢茂樹 長尾奈奈 古屋隆太 川瀬陽太 坂本容志枝 小宮孝泰 寺十吾 ほか
監督:木村文洋 脚本・プロデューサー:桑原広考 中植きらら 木村文洋
脚本:杉田俊介 兼沢晋 撮影:高橋和博 音楽:北村早樹子

作品がノミネートされ本当に感謝。これ以上望むものはありません。
12月15日、16日は、米子市で新しい出会いを楽しみに、映像の世界をどっぷりと楽しみます。



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2 件のコメント:

  1. でめちゃん2018年12月11日 7:54

    おめでとうございます(*^ー^)ノ♪良かったですね!どんな作品ですか?観てみたいですm(__)m今までの頑張りが実を結びましたね(^_^)vおめでとうございます!!

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    1. 実験映画のジャンルですから、劇場公開のようなものではないんですよ(笑)

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