2018-10-22

10月22日アニメの日 セル画時代熱い鼓動伝わる

鉄兜をかぶったキャラクターを見てタイトルが分かった人は通ですね。
なべおさみが演じた、「アントニウス」。

今日10月22日はアニメの日。1958(昭和33)年10月22日、東映動画(現・東映アニメーション)が制作したカラー長編アニメーション映画『白蛇伝』が公開されたことを記念し、昨年制定されました。

今から27年前、1991(平成3)年、パナソニックが出版したVIDEO CULTURE 18号。全日本ビデオコンテストで入賞したときの思い出の品です。

虫プロダクションと日本ヘラルド映画が提携した大人向けのアニメシリーズ「アニメラマ」第2作『クレオパトラ』。手塚治虫原案・構成・監督をしました。

作品は、バカボンのパパ、にゃろめ、サスケ、サザエさん、イヤミ・・・。手塚作品にもかかわらず、当時の漫画キャラクターが出演しているほか、流行やパロディも取り入れられています。

幼心に見た光景が、今でも心に焼き付いています。

手塚プロダクション 宇田川一彦作画監督、うえだひでひと映画部監督、岡田和夫美術監督が、原画からセルの配色、クチパクまで、30分番組なら4,000枚の絵が必要なことを語っていました。

発刊されてころは、宝塚市立手塚治虫記念館(宝塚市)の完成前。コンテンツも制作段階ということが記事から読み取れました。

TOKYO MX、BS11で放送中のゴールデンカムイで放送中の「ゴールデンカムイ」で3DCG制作をしているIKIF+、石田園子さん木船徳光さん。
世界四大アニメーション映画祭(アヌシー・ザグレブ・オタワ・広島)すべてでグランプリを受賞した山村浩二(当時「やまむら浩二」)さん。
第一線で活躍されているアニメーション作家の熱い思いが活字に躍っていました。

技術革新でデジタル化しましたが、セル画時代の礎を築いた人たちの熱い鼓動が伝わってきました。


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