2016-08-04

8月4日「橋の日」 静かに時を見つめる

8月4日は「橋の日」です。川と橋に関心を持つ必要性を感じ「郷土のシンボルである河川とそこに架かる橋を通して、ふるさとを愛する心の高揚と河川の浄化を図ろう」と昭和60(1985)年9月に「橋の日」を提唱、平成7(1994)年8月4日には「橋の日」が日本記念日協会から記念日として認定されました。

能美島と倉橋島の間、およそ300メートルの早瀬瀬戸。そこに、623メートルの早瀬大橋がかかっています。

倉橋島から嫁いだ母親が帰省すると半日かかかっていたものが、30分に短縮。母親ははやる気持ちを抑えて、工事中の橋を何度も何度も来た思い出が今でも残っています。

瀬戸内海では珍しくない光景ですが、東北は川幅が広いので、瀬戸内海の島をつなぐような橋がいたるところにありました。

北上川を少し走ると、色のついた大きな橋りょうが続々。

初めて東北の地を列車で訪れたとき、不安がいっぱいの中、北上橋りょうを走る列車の音がいまだに覚えているほど長い鉄橋もありました。

緑色の橋は、追波湾からは約4キロ上流、海抜より5メートルほど高い堤防にかかっている新北上大橋。この橋のたもとに東日本大震災で児童74人、教員10人が死亡・行方不明になった大川小学校の程近い場所にあります。

この近くが避難場所でしたが、結果的に橋の車道まで波が押し寄せてきました。

列車、道路と人のために架かりる橋も、静かに時を見つめていると感じました。



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