2025-08-13

「安芸門徒」風習 彩る「朝顔灯籠」

西に傾いた太陽が、灯籠の姿を映していました。


この辺りは、「安芸門徒」と呼ばれる浄土真宗本願寺派を信仰する家庭が多く、この季節になると墓地に盆灯籠を立てる習慣があります。


竹を背丈ほどの長さに切り、先端を六角形に広げて三角形の紙を貼ります。逆六角錐の形にしていることから、「朝顔灯籠」と呼ばれています。


昔は、切ったジャガイモを台座にして、ろうそくをともしていました。

一部の灯籠には「極楽の道は一すじ南無阿弥陀仏 思案工夫のわきみちをすな」という教えが書かれています。極楽浄土へ行く道は、一つしかない。それは、阿弥陀仏を信じ、念仏を唱えることである、という意味です。


初盆の墓には白色が、それ以降は色とりどりの灯籠が供えられています。


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