今でも、昭和50(1975)年10月15日、後楽園球場での初優勝を知っているので、ここでの話は夢のよう。
試合を観戦しながら「江夏の21球」を、選手の思いや気持ちを、一球ごとに紐解きながら話に花が咲きました。
初優勝した年の9月10日、対中日戦で、審判の判定に抗議した三村が審判ともみ合い、それに怒った広島ファン100人がグラウンドに乱入して次々に中日の選手を襲った話題も。
泣きながら「情けない・・・。本当に情けない。」。
当時の重松良典球団代表の記者会見が、今でも心に焼きついています。
「最近の野球はエンターテイメントになっている気が・・・」。
こう話すと、同じことを言うお客さんが多数いらっしゃると言います。
あのころは、グラウンドに入る観客がいたり、乱闘があったり。ファンも選手も、今と違うベクトルで熱かった。
試合も終盤にさしかかり、再三再四のチャンスも得点が出来ない状況に。
「今日、逃したら難しいかもしれないな」。
結局、1対0で横浜DeNAベイスターズの勝利、
テレビで「喝」を言う解説者は「広島カープが日本シリーズ」と言っていましたが、セリーグクライマックスシリーズは残念な結果となりました。
テレビを見ながら、広島カープ談義。初優勝の話題に花が咲いた一夜でした。
公式サイト幸か福岡かふくおかひろし email:blogger@fukuoka.am
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