2015-06-11

津波の大きさ実感場所 「南三陸シーサイドパレス」解体決まる

津波の大きさ実感場所 「南三陸シーサイドパレス」解体決まる

今日は東日本大震災発生から4年3カ月目の月命日。
昨年のこのごろ、気仙沼市本吉町小泉地区にある「南三陸シーサイドパレス」を訪れた。

昭和47(1972)年に遊園地や動物園と4階建てのホテルがオープン。経営難から昭和62(1987)年に閉鎖された。

隣接する小泉海水浴場は快水浴場百選に選ばれた海岸。今でも、マリンレジャーを楽しんでいる人がいるほど。

東日本大震災で20メートルあまりの津波の直撃を受け、周囲の松林と小泉海水浴場は消滅。訪れたときは廃墟と化した姿だった。

津波で、建物は基礎から離れ沖合いに流され、基礎だけが残る形に。
基礎から眼下には波しぶきが間近で見られた。

改めて津波の大きさに驚いたことを記憶している。

近くで防潮堤の整備を進めるため、震災遺構として存続の是非があったが、6月末から解体作業に入るという。

気仙沼市では月命日にあたる11日に、あたりで遺体の捜索をしているニュースを毎月見ていた。

いずれ、この施設もなくなっているんだな・・・と。


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