万葉から現代に続く歴史の香りを求めて桂濱神社に来ました。
拝殿を染める提灯の明かりが、歴史へのいざない。特別な許可をいただき、拝殿から撮影しました。
巻15,3621番の歌「わがいのち 長門の島の小松原 幾代を経てか神(かむ)さびわたる」。
736(天平8)年には、遣新羅使 大石蓑麻呂らがここに仮泊したときに詠まれた歌。
「私の命を長くと願う長門の島の小松原 幾世を過ごしたことでこんなに神々しくもなったのか」という意味です。
桂濱神社創建の詳細な資料はありませんが、このときから1300年近く鎮座しています。
本殿は1480(文明12)年に再建。重要文化財となっています。
穏やかに広がる桂浜。遣新羅使から1300年の時空を超えて、現代につながっています。
海辺にある大鳥居の向こうが神域への入口。
境内に続く長い階段を上がると、本殿があります。
木漏れ日が映える境内。時折、祝詞を上げる太鼓と笛の音が響きます。
枝には新春の日差しに光るおみくじが結ばれていました。神様と「縁を結ぶ」ため木に結びつけられるようになったと言います。果たして運勢は。
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幸か福岡かふくおかひろし email:blogger@fukuoka.am
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