桜が咲く道を、白地にスカイブルーを基調としたバスが来ました。
バス愛好家が主催した貸切バスと桜の撮影会に参加しました。
「Fo922」書かれた車体は、かつてバスの車体を製造していた西日本車体工業株式会社製 「U-MP618M」。 1992(平成4)年に製造されました。
2012(平成24)年3月31日に呉市営バスが営業を終了し、4月1日から広島電鉄に営業譲渡した車両が、同年10月に江田島バスに来ました。
車体コードは、広島電鉄の「99626」から、呉市営バス時代の「Fo922」に戻りました。
Wikipediaでは、呉市営バス時代の同じ車両が「90MC E-I 中扉設置車両」として掲載されています。
車内は、30年間の乗客が利用した余韻が漂います。
呉市営バスのボディカラーが現役の定期路線で運行しているのは全国でここだけ。製造した西工も会社が解散されていることから、この車体は愛好者の根強い人気を集めています。
流れ星のように通り過ぎる車窓の桜。春の香りが車内に伝わります。
島内の撮影ポイントをバスで走る旅。遠くからやってくるバスを待ち構えます。
安全な場所で停車。春の陽気をガラスに映していました。
時代に踊らされたバスは今も30年前のボディカラーで、市民を乗せて桜が咲く道を走っています。
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幸か福岡かふくおかひろし email:blogger@fukuoka.am
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