2019-02-16

海の上の診療所 済生丸静かに停泊

呉の桟橋に白い船が、静かに停泊していました。

船は瀬戸内海巡回診療船「済生丸(166トン)」。

「瀬戸内海島しょ部の 医療に恵まれない人々が 安心して暮らせるよう 医療奉仕につとめる」ことを理念に、社会福祉法人恩賜財団済生会が保有・運航中の国内唯一の巡回診療船です。

島の特性を考慮した予防医学を重視し、島民が「自分の体は自分で守る」ことを支援。

10日ごとに岡山・広島・香川・愛媛を順番に巡っています。

今週と、来週の全般は広島県の島々を訪問しているため、呉を拠点に島を訪問。

来週に備え、人影もチラホラ。静かに船体を休めていました。

「済生丸」は、済生会創立50周年記念事業として1961(昭和36)年5月、当時の岡山済生会総合病院の大和院長によって発案、1962(昭和37)年12月に運航を開始しました。この船で4代目となります。
2013(平成)年にフジテレビ系列で放送された月9ドラマ「海の上の診療所」。「瀬戸内海上の無医島を巡回する」という設定の巡回診療船・海診丸のモデルとなっています。


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