多くの小さい命カタツムリ この場所で一生懸命生きる

長い触角の先にある、つぶらな瞳がこちらを見つめていました。

家業の畑にある無機質なコンクリートの壁に、多くの小さな命が懸命に生きていました。

葉脈のような模様がある透明な殻。生まれたばかりのカタツムリです。

この場所で、一生懸命、生きていくのがカタツムリの生き方。

いったん「すみか」が失われると、そこにいたカタツムリは戻らないといいます。

地域によっては、都市化の波で絶滅危惧種に指定されているといいます。

このあたりは、今日の午後から夏空が広がりました。ひょっとしたら、梅雨明けも近いのでしょうか。

湿気を好むカタツムリは、夏を迎え過酷な季節となります。しかし、雑草と共生している家業の畑が、楽園となっているかもしれません。

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　 　幸か福岡かふくおかひろし email:blogger@fukuoka.am

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