2021-01-02

万葉の世界桂濱神社 千年の明かり拝殿染める

天井から下げられた提灯が、ほのかに拝殿を染めていました。


呉市倉橋町本浦にある桂濱神社に初詣。毎年ここで参拝をしています。
特別な許可をいただき拝殿から撮影しました。


境内に続く長い階段を上がると、本殿があります。


創建の詳細な資料はありませんが、736(天平8)年には、遣新羅使 大石蓑麻呂らがここに仮泊し「わがいのち 長門の島の小松原 幾代を経てか神(かむ)さびわたる」と詠まれていることから、そのときにはすでに鎮座している神社。


境内に足を踏み入れると、万葉の世界。拝殿では祝詞が挙げられていました。
疫病の流行で心配されましたが、人出は例年と変わりないと話していました。
感染予防を施した境内でお参りし気持ちも新たに。


奈良大学 上野誠教授が毎週土曜日の午前5時30分から毎日放送ラジオで「上野誠の万葉歌ごよみ」。大阪府高石市にある毎日放送ラジオ高石送信所から、およそ280キロ。淡路島を越え、瀬戸大橋を横切り、瀬戸内海の島々を渡って届く電波に、万葉の気持ちも最高潮。

万葉の世界を味わうために桂浜に。大きな鳥居が鎮座しています。


千年以上たった今でも、松林があります。


「長門島」は、同島の八剣(やつるぎ)神社にある1480(文明12)年の棟札に「長門島」と記され、長門崎、長門口の地名があることから同島と推察されています。
神社の南側桂浜に大きな鳥居が鎮座。倉橋島の沖合にある小島の向こうは山口県・愛媛県です。



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