収穫の終わったみかん畑にセンダンが茂っていたので草刈り作業。
先祖の農地を細々と管理しています。
この家に生まれたので仕方がないことなので、黙々と作業(笑)
ラジオ小僧が毎週土曜日の朝に聴いている「ひょうごラジオカレッジ」。
12月5日(土)は「京都ぎらい」と題して国際日本文化研究センター 井上章一所長の放送でした。
京都大学出身の井上所長は、大学時代、京都の町屋の調査では「京大に受かると、店を継がないのでみんなが同情する」と聞いたことがあるそうです。
妹が京都の料亭を継いだ井上所長と知り合いの女優は、実家に帰ると、妹から「お姉ちゃんはズルい」となじられると言います。雅な文化を培った京都の人たちは必ずしも心の底から幸せになっていない。体に染みついた文化を持っています。
文化は全く違う地域ですが、家の跡継ぎという宿命。草刈り機に加え跡継ぎの重さが肩に食い込みます。「農業」も「京都」と同じような、しんどい思いの跡継ぎをちょいと感じました。
ラジオの言葉を頭に思いながら作業。およそ1時間30分で終了。
のどを潤すささやかな楽しみ。疫病の流行で外出自粛が続きますが、鳥のさえずりしか聞こえない場所で額に汗しました。
幸か福岡かふくおかひろし email:blogger@fukuoka.am
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