久しぶりに、広島市中区胡町にあるジャズバー「Mingus」のドアをノックしました。
ベーシストの井上博義さんは1937(昭和12)年生まれ。1957(昭和32)年東京でプロの演奏家として活動を開始し、数多くの演奏家との共演を経験し、著名なバンド・グループに在籍しながら早稲田大学「ハイソサエティ・オーケストラ」を指導し、学生バンド日本一の基礎を築きました。
お店に通って二十数年近く。店で見かけたポスターに、めぐり合いを紡いで40年。今でも、お付き合いのあるジャズピアニストの名前を見つけて、いろいろな人がつながっている場所に感謝しています。
思い出の詰まった店に一年に一度か二度しか訪れませんが、「福ちゃん」と呼んでいただいています。
今日の演奏は、ベーシストの井上さん。
ピアニストの小泉香奈子さん。
特別な許可をいただき、撮影しました。
午後8時30分演奏が始まると、店内はライブハウスに早変わり。
ベースをはじく指先からは、躍動感あふれる音色が伝わります。
ピアノの指先からは、潤いのある音色が室内を温かく包み込みました。
気持ちを込めた演奏が、聴く人の心にも響きました。
およそ30分間、弦楽器のセッションに、グラスを傾けながら音楽の会話を楽しみました。
公式サイト幸か福岡かふくおかひろし
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