第21回路面電車まつり 「ＴＲＡＩＮ ＲＯＵＧＥ」赤がまぶしい車体

今年で21回となる「路面電車まつり」が本日６月12日広島市中区にある広島電鉄本社で開催されました。

会場には現役で走っている路面電車がズラリ。

被爆電車の６５０型は、現役で活躍している６５１号～６５３号の３両を展示。

６５３号は昨年、同社のコーポレートカラーである緑色から、被爆した当事の色の灰色と青のツートンカラーに再現されたものです。

車内の操縦室も間近に。古い型の電車は、「マスコン」を回転させながら進んでいます。

動かすときの動作音は、今も車内に響く、いにしえの音です。

同社が経営難になったときに、大阪市電、神戸市電、京阪神急行電鉄などから車両を購入。現在でも現役の車両もあり「動く電車の博物館」と呼ばれています。

同社では、今年新たにお座敷電車「ＴＲＡＩＮ　ＲＯＵＧＥ」を投入。
フランス語で「赤い電車」を意味する電車は、大阪市電に在籍していた７６８号を改造し赤がまぶしい外観としたイベント電車。

キリンビールと提携し、ビールサーバーや冷蔵庫、映像・音響機器も設置。７月１日から運航を開始します。

「ＴＲＡＩＮ　ＲＯＵＧＥ」は来賓を乗せゆっくり出発。広島市街に進むにつれ次第に小さくなりました。

公式サイト幸か福岡かふくおかひろし