2015-01-04

気仙沼走った『ドリームのうみ』 売却決まり最後の別れ

 東日本大震災で被災した気仙沼市-大島を航路の支援として、郷里から『ドリームのうみ』を貸与。約10カ月、離島航路の交通機関として住民の生活を守ってきた。

 船の貸与以降、現在でも当地と気仙沼市の交流が続いている。

 以前は、定期航路として活躍していたが、時代の荒波に翻弄され定期航路の役目を終えた。現在は家の近所にある桟橋に係留れさていた。

 昨年8月あたりから身売り話が持ち上がり12月に入札。2億5,400万円で広島県尾道市にある業者が買い取った。近日中に、この場所から姿を消すという。

 この船は、以前にイベントでも使い思い出に残っている。気仙沼出発に先立ち、今日は最後の別れを見に行った。

 建造して10年しか経っていない船に、一抹の寂しさも。
 船の姿を目に焼き付けて、無言でこの場を立ち去った。

 遠い遠い海で、この船の活躍を待っている人がいる。
 何年後かに、どのようになっているのか見たいものだけど・・・。


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