2015-01-27

国立天文台・水沢VLBI観測所 雪の光にパラボラ映える

水沢市内を歩いていると「天文台通り」の住居表示が目に入った。
しばらく歩くと、「木村榮記念館」の文字が。

 国立天文台・水沢VLBI観測所の中にあり、見学自由ということで早速足を向けた。

 木村榮は、岩手県水沢の緯度観測所初代所長のとき、自転軸の傾きに関する式に加えられたZ項を発表した。

 施設内に大きなパラボラアンテナが目に入った。

 大小合わせて3基のパラボラアンテナがある。

 銀河系の真の姿を明らかにするVERAプロジェクトの観測施設。
 ここをはじめとして、入来(鹿児島県薩摩川内市)、小笠原(東京都)、石垣島(沖縄県)の4観測局を組み合わせて直径2,300kmの望遠鏡と同じ性能を発揮することができるという。

 反射部分の幾何学模様もくっきり。
 雪がレフ板代わりとなって、パラボラアンテナが映えていた。


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