2014-01-16

輸送艦「おおすみ」事故現場

 家から車で5分ほど走ると島の西側にある海を目にすることができる。

 正面にあるのは広島県大竹市にある阿多田島。昨日、輸送艦「おおすみ」と釣り船は事故を起こした現場である。

 テレビでは評論家と称する方が出演し「この海域は交通量が多く・・・」「広島からの旅客船も航行し・・・」と、おっしゃった人もいるが、冠たる港湾施設のある海域に比べて交通量も少なく、いつも写真程度の船が往来する。この海域に定期航路はない。

 海に比べて狭い道なら交通事故の危険があるが、広い海原では衝突の可能性はきわめて低くなる。今回は、漁船が輸送艦を追い抜いた後に衝突したという。

 あっしも、2級の小型船舶操縦士の免許を持っており、この海域で釣り糸を垂れることもある。船の操舵では大きな船が見えると近づかないように心がけている。

 今回の事故は非常に残念だが、事故の回避はできたような感じがする。相手が自衛隊だから、電波や活字も躍っていた。

 このあたりはのどかな海域。今日はいつもの海に戻っていた。



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