2023-08-15

沖縄特攻今田義基中尉像 命を゙かけて平和伝える

「国あっての我々です 家です 覚悟はもとより出来て居ります 待ちに待った命令です」。遺書を残して、沖縄の空に飛び立ちました。


日本のいちばん長い日、太平洋戦争が終わって、78回目の終戦記念日です。
道の片隅に、平和な日本を見つめる像が立っていました。


1945(昭和20)年3月29日、万世飛行場(鹿児島南さつま市)から沖縄に出撃した今田義基陸軍中尉像です。慶良間列島で戦死しました。享年23歳でした。


万世飛行場は終戦間際の4カ月しか使われなかったため、「幻の特攻基地」と呼ばれています。ここから201人の若者が特攻兵士として沖縄へ旅立ち、命を落としました。
今田義基」で検索すると、遺書が掲載されていました。


両親に対して、感謝の言葉や心遣い、国のために命を落とす覚悟がつづられています。



戦後78年。英霊の像の横を通るたび、多くの人たちの命と引き換えに現在の平和があるということを伝えていました。

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