2021-08-06

海が見渡せる高台小さい墓標 「原爆犠牲者慰霊碑」左官町に名前刻む

海が見渡せる高台に、小さい墓標を見つけました。

「原爆犠牲者慰霊碑」

1945(昭和20)年8月6日午前8時15分。人類史上最初の原子爆弾が、広島に投下されました。
放射線による急性障害が一応おさまった12月末までに、約14万人が亡くなられたと推計しています。


墓標には「左官町 原爆死」。亡くなった人の名前が刻まれています。
刻まれた文字が消えかかった墓標は、時の流れを伝えています。


供養塔を訪れことをきっかけに、左官町で被爆死した原爆精霊供養塔(広島市中区本川町一丁目)を訪れました。


爆心地から550メートル、原爆で家屋は全壊・全焼し、即死者が約91パーセントと言われています。被災後戻った町民らが、犠牲者を慰霊するために寄付を募って塔を建立しました。塔の左右に263人の犠牲者の名前が刻まれた名録碑があります。


島の出身者である人の名前も、刻まれていました。

島でみつけた小さい墓標がきっかけで、訪れた場所。現在は消滅した地名に、多くの犠牲者を出した原爆精霊供養塔に手を合わしました。

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