2020-12-08

真珠湾攻撃に参戦 巡洋艦「利根」慰霊碑訪れる

銅板に刻まれた羅針盤の向こうに慰霊碑が立っていました。
真珠湾攻撃から79年、真珠湾攻撃に向かった機動部隊として参戦した巡洋艦「利根」の慰霊碑に訪れました。自宅から近い場所にあり、日常の光景です。


今でも、訪れた人が酒などを供えています。

利根は主砲を艦首に集中配置することによって艦尾を空け、水上偵察機搭載能力を増した独特のシルエットを持つ1万t級の重巡洋艦で日本海軍が建造した最後の重巡洋艦です。比島沖海戦で損傷した艦体を修理した後、1945(昭和20年)2月海軍兵学校練習艦として江田島湾に回航され、慰霊碑のある場所の沖合に投錨して艦体を木の枝で覆い偽装していました。


7月24日から米軍艦載機の波状攻撃を受け28日の夕刻に着底しました。

慰霊碑には、乗員128人と島民の犠牲者17人の名前が刻まれています。


慰霊碑の前にある海、75年前は大きな船が横たわっていた光景が、今では静かな海が広がっています。





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