2017-03-16

音戸町鰯浜「開廓記念碑」歩く

音戸町鰯浜の片隅に、「記念碑」と書かれた石碑がありました。

石碑には「開廓」の文字が刻まれています。

明治40(1907)年6月「開廓」。大正8(1919)年6月「建設」とあります。

昭和5(1930)年日本遊覧社が発刊した全国遊郭案内によれば、昔は関西の6大港の1つ。貸座敷は8件。娼妓は福岡県や熊本県出身者が多く85人いました。費用は午後6時から翌朝7時までの1泊が5円、短時間(1時間)2円50銭と記述されています。

石碑には、廓創設者と建設者の名前がズラリ。中には、豪商の「イルカに乗った少年」の実家と思われる名前も・・・(笑)

石碑は、街中にひっそりとたたずんでいます。

近くの高台に上がりました。昔ながらの町並みが残る地域でした。



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