2017-03-24

秋山巌画伯作「ふくろう」版画 大崎上島町の縁「宇品港うどん店」飾る

カウンターの上に、ふくろうの版画が飾られていました。どこか見覚えのあるタッチ・・・。
広島県営桟橋(宇品港)にあるうどん店に。小腹がすいたときに寄る店です。

女将さんに「この版画、秋山巌画伯じゃないですか?」
「よく知ってんねぇ~」
の会話。

大崎上島町にある保安3(1122)年に創建された正光坊の本殿に、秋山巌画伯が、山頭火の世界を絵と書で表現した六枚の襖絵がご縁で大崎上島町出身のオーナーが飾っているとのこと。

「なるぼとぉ~」。

画伯とは、広島市で生前何度かお会いしていることから、親しみがある作家の一人。
3月21日の誕生日は、偶然にもあっしと同じ誕生日ということで親近感が一層深まっていました。

「ごちそうさま」。

店を出ると2階への階段が・・・。いつもの味にプライスレスの価値あじを楽しみました。


秋山巌は大分県竹田市出身。版画家棟方志功四大弟子の一人で布施悌次郎、坂本繁二郎に師事し、独学で民俗学・仏教学などを学びました。
太平洋戦争では海軍落下傘部隊として参加し千葉県館山市にある「海軍落下傘部隊発祥の地」の碑にも名前が刻まれています。
作品は大英博物館をはじめヴィクトリア国立美術館などに所蔵しています。
平成26(2014)年9月15日没 享年93歳。



ブログランキング・にほんブログ村へ 広島ブログ
公式サイト幸か福岡かふくおかひろし

0 件のコメント:

コメントを投稿