2014-11-12

気仙沼に伝わるカッパ伝説 新発見の期待が膨らむ

 気仙沼市内の山あいにある八瀬地区にカッパ伝説が伝わっている。

 夏の暑い日、清左エ門がの馬が働きすぎたため馬の脚のひざとひづめの間「ろくろ」に炎症を起こした。

 ここで足を冷やしてカッパがいたずらしたため、驚いた馬がおびえて家に逃げ帰る。それを知った村民がこらしめ、カッパが謝ったという伝説。

 カッパ渕に降りると、澄んだ水が流れていた。

 いかにも出てきそうな場所だが、目をやると周囲に民家がある。

 遠野をはじめ、このあたりには、カッパ伝説を多く見かける。

 郷土広島では、カッパのことを猿猴(えんこう)と呼んでおり、今でも広島駅の近くを流れている流れる猿猴川にカッパ伝説が残っている。

 都会を流れている猿猴川では見つかるはずないし、東北で新発見の期待が膨らんでいる。


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