2014-10-24

とんがり帽子の舞台に立つ ちょいとした主役気分に

「♪緑の丘の赤い屋根 とんがり帽子の時計台・・・」

 終戦直後のラジオドラマ「鐘の鳴る丘」の主題歌「とんがり帽子」のモデルとなった建物が、明治記念館として岩手県奥州市江刺区に実在している。

 ドラマは長野県が舞台だが、作詞家の菊田一夫が昭和20(1945)年3月、江刺の疎開先の旅館から見えた建物が明治記念館がドラマの原点となっている。

 4階まで通し柱が通っている木造建築物。中には、当時の品々が展示されていた。

 4階まで続く急な階段を上がると、窓枠のフレームに越しに市内様子が広がる。窓ガラスも当時のもの。明治時代にタイムスリップした。

 窓の先に菊田一夫が疎開した旅館が見えた。あそこから、ここを見てヒット作の舞台にいると、ちょいとした主役気分になった(笑)

 明治記念館は、明治8(1875)年1月に岩手県(当時水沢県)初の近代医学を取り入れた総合病院 岩谷共立病院はとしてとして開院。しかし、西洋式病院が庶民に認知されていない時代だったため明治11年にはその役割を終えた。その後は、役場などに活用され現在に至っている。


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