「松杉を ほめてや風の 薫る音 芭蕉翁」。
呉市川尻町にある芭蕉句碑を訪れました。
1694年(元禄7)の夏、京都嵯峨の落柿舎にて詠んだもの。かつて、藤原定家が自らの山荘に植えた「時雨の松」という有名な松杉があり、「一陣の夏の風が吹いていく。まるで定家が植えた松や杉をいとおしむように」の意味です。
以前、松尾芭蕉の足跡を追って東北を歩きました。いたるところにある芭蕉句碑。見つけては撮影していると、目的地までたどり着かない思い出があります。
1794(寛政6)年は松尾芭蕉の100回忌に当たり、俳諧が盛んな芸備地方では句碑が建てられました。
薫風塚もその一つ。1799(寛政11)年6月、芭蕉翁百年忌を追悼して金竟(神官梶山相模守政盈)、東舛(白石屋幸四郎信義)の俳人によって建てられました。
ちょいと、文学の秋を楽しんだひとときでした。
#芭蕉句碑 #松尾芭蕉 #芭蕉 #俳諧 #薫風塚 #金竟 #神官梶山相模守政盈 #東舛 #白石屋幸四郎信義 #俳人 #文学の秋
幸か福岡かふくおかひろし email:blogger@fukuoka.am
コメントは、当方で確認して公開します。
0 件のコメント:
コメントを投稿